【PFL2023#06】西川大和はクローズドから動けず。TD&トップキープのバーゴスが4ポイント差の判定勝ち
<ライト級/5分3R>
ショーン・バーゴス(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26.
西川大和(日本)
西川がガードを固めて左右のローを放つ。サウスポーにスイッチした西川に、バーゴスが左右フックを振るう。バーゴスの右が西川の顔面をかすめた。西川が右ローから相手の左に回る。西川の左右ストレートをかわしたバーゴスは、左を突いて西川にケージを背負わせた。サークリングする西川がパンチを繰り出したところに、バーゴスがボディロックで組みつきテイクダウンを奪った。
背中を着かされた西川は、下から掌底とカカト蹴りで削る。右腕を抑えられたバーゴスが、左のパウンドを落としていく。左を連打するバーゴスが、今度は左前腕で西川を抑えて右を落とした。腰を上げて鉄槌を連打するバーゴスが、さらに西川の頭をケージに押し付ける。そして上半身を起こしたバーゴスが左を連打。続けて右を連打し、立ち上がる。西川の足を捌きながらパンチを連打したバーゴスが、再びガードインしてトップをキープした。
この時点でバーゴス、西川ともにクイックシックスはならず、ミランダのプレーオフ進出が確定した。
2R開始早々、西川がパンチで仕掛けたが、バーゴスがボディロックから背中を着かせた。西川のヒザを割ってパスを狙うバーゴス。西川はハーフガードで守る。バーゴスが西川のボディに右の拳を叩きつけ、顔面へと繋げる。西川もフルガードに戻し、下から仕掛けるもバーゴスが体を起こしてディフェンスした。そのままバーゴスがトップをキープして2Rを終えた。
最終回、西川は右ローかわワンツーを伸ばす。バーゴスも左右フックからプレスをかけていく。西川はサウスポーから左ハイを見せた。西川の左ヒザに、バーゴスが右ストレートを合わせる。組みついたバーゴスはボディロックからリフトアップしてグラウンドに持ち込んだ。
鉄槌を落としてくるバーゴスをハーフガードの中に入れた西川だが、そのままパンチで削られてしまう。西川はクローズドガードへ。バーゴスが西川の頭をケージに押し付けて殴る。Zハーフの体勢に移ろうとした西川だが、そのままクローズドガードを強いられてしまう。下から掌底を叩きつける西川、トップからボディを殴るバーゴス―——そのまま試合は終了に。
裁定はジャッジ3者とも4ポイント差をつけ、バーゴスの勝利。西川にとってはPFLで2連敗となった。