この星の格闘技を追いかける

【PFL2022#10】ジェレミー・スティーブンス、TDを簡単に奪われナタン・シュルチの肩固めに下る

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
Def.2R1分32秒by 肩固め
ジェレミー・スティーブンス(米国)

2度のライト級王者シュルチと、参戦1年目で期待に沿う結果を残せなかったスティーブンス。右カーフを連続で蹴ったスティーブンスに組みついたシュルチが、早々にボディロック・テイクダウンを決める。シュルチはハーフで抑え、得意に肩固めの態勢に。対角に足を抜き、マウントから同じ方向のハーフにとったシュルチが絞め続ける。抑えられ動けないスティーブンスは、マウント狙いの際にルーズな態勢に持ち込もうとし、シュルチは絞めを諦めマウントへ。

背中を見せたスティーブンスは引き込みからガードを取りスクランブル。シュルチはバックに回り足をフック、パームトゥパームでRNCをセットするとRNグリップに移行する。ここも極め切れずポジションキープを選択したシュルチだったが、立ち上がって離れたスティーブンスがフック&アッパーと猛反撃に出たところで時間となった。

2R、ジャブを連続で放つスティーブンス。シュルチはレベルチェンジからダブルレッグ、ボディロック・テイクダウンに成功する。スクランブルでサイドバックに取ったシュルチが、スティーブンスに立ち上がることを許さず、倒し直してマウントから即肩固めへ。ハーフでよりタイトに隙が無い形で抑え&絞められたスティーブンスがタップ──PFLでの戦績は1勝2敗と負け越す2022年となった。


PR
PR

関連記事

Movie