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【ONE100】チャトリCEOがSNSで発表!! 青木✖バナリオ&岡見✖タニ。現時点のチケット購入者は通し観戦

ONE100【写真】第1部と第2部で分かれたもののONE100と一括りで見ると、青木と岡見が初めて揃い踏みする(C)MMAPLANET

25日(日・日本時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が自らのSNSでONE100の対戦カードをアップした。

朝・夕の2大会としてONE100を開くという発表と同じようにリリースでなく、東京大会の全容がチャトリCEOから発信されるものONE WAYといったところか。いずれにせよ、チャトリCEOの投稿には青木真也、岡見勇信、若松佑弥、V.V Mei、平田樹らの対戦カードが追加されている。


10月13日(日)に東京都墨田区両国国技館で開催されるONE100「Century」に関して、今回のチャトリCEOが明らかにしたのは午前開始と午後開始のカードの全容で、これまで既に発表されていたカードを第1部と第2部に振り分けると以下のようになる。

■ONE100 Part.01

<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者] シィォン・ヂィンナン(中国)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
ダニー・キンガド(フィリピン)

<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

■ONE100 Part.02

<ONE世界ライトヘビー級(※100.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]ブランドン・ベラ(米国)

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)

<ONE Super Series キックボクシング・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
サミー・サナ(フランス)

<修斗✖パンクラス王者対抗戦ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
北方大地(日本)

<修斗✖パンクラス王者対抗戦バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ハファエル・シウバ(ブラジル)

<修斗✖パンクラス王者対抗戦ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)
手塚裕之(日本)

<修斗✖パンクラス王者対抗戦ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
松本光史(日本)
久米鷹介(日本)

そして、今回発表された追加カードを振り分けると以下のようになる。

■ONE100 Part.01

<キックボクシング女子アトム級/3分3R>
ジャネット・トッド(米国)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
キム・デフォン(韓国)

<ムエタイフライ級/3分3R>
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
ダレン・ローラン(フランス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
岡見勇信(日本)
アギラン・タニ(マレーシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
リカ・イシゲ(タイ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
仙三(日本)
リト・アディワン(フィリピン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
プー・トー(ミャンマー)
ユン・チャンミン(韓国)

<68キロ契約/5分3R>
スノト(インドネシア)
クォン・ウォンイル(韓国)

■ONE100 Part.02

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者]ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アージャン・ブララ(カナダ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
VV.Mei(日本)
ジェニー・フアン(台湾)

午前の部が北米をターゲットにしていることは明らかなカード編成で、夕方開始のパート2でパンクラス✖修斗の王者対決があることで若松、平田、岡見、そして仙三が午前スタートのパート1に回ったか。第2部の上位5試合に日本人選手の出場はなく、第7試合で青木がホノリオ・バナリオと戦うことが決まった。

新たに決まった日本人のカードで、よりシビアかつ勝負の行方が気になるのが岡見✖タニのウェルター級のマッチアップだろう。タニは6月に上海で秋山成勲を圧倒して判定勝ちを収めており、ONEで2連敗中の岡見は2カ月強のインターバルで日本大会出場を決めたことになる。この試合、フェアウェル・ファイトになる可能性もあるだろう。

インドネシアのスノト、ミャンマーのプー・トーと、ONEがMMAを根付かせた国で結果を残してきた選手の出場や、インド進出の鍵を握る元UFCファイター&五輪レスラーのブラーの参戦もONEらしいといえる。

「28人もの世界チャンピオンが、1日で見られる格闘技イベントはなかったはずだ」とMMAPLANETの取材に答えたチャトリCEOに、既にチケットを購入しているファンは戸惑っているという話を振ると──。「すぐに発表になると思うが、今日(25日)までにチケットを購入してくれたファンの人は、その1枚のチケットでパート1もパート2もどちらも観戦してもらえる。この他のチケット情報に関しては正式なアナウンスを改めてするけと、このことは少しでも早く心配をかけてしまったファンに伝えてもらえないだろうか」という言葉が返ってきた──ことを明記しておきたい。

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