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【Special】8月23日発売、Fight&Life。「2019年8月7日、堀口恭司が語ったこと」

Fight & Life【写真】言い訳をしない格闘家なので、逆にこのタイミングで話が聞けて良かった──そんなインタビューでした(C)FIGHT&LIFE

「2019年8月7日、堀口恭司が語ったこと」──8月23日(金)発売のFight&LIFE誌にて、この11日後にまさかの敗北を喫することとなった堀口恭司インタビューが掲載されている。

そこでは堀口恭司は自らの将来──日本で戦うこと、クロスプロモーション構想、さらにUFCや日本格闘技界に対する想いを語っていた。ここではATTで強くなれた理由について話した場面を抜粋してお届けしたい。


──試合前からニューヨーク、MSGで挑戦することに何ら想うところはなかったということですか

「関係なかったです(笑)」

──下北でも一緒ですか(笑)。

「さすがにもう1度、下北で試合をしろと言われるとちょっと嫌だなって思いますけど。でも、どこの会場だからっていうのはないです」

──ただしMMAワールドにおいて、ベラトールのニューヨークMSG大会で世界戦といえば、飛び抜けて注目を集める舞台です。これ以上なくバリューが上がった試合かと。

「強いて言うなら、バリューが上がったとかそういうのを抜きで、コールドウェルは強い相手だし、その相手と2回戦って、2回とも勝てた。しかも自分が苦手なタイプの選手に勝てたことで、本当にアメリカに行って成長できた。そこぐらいですね、想ったことは」

──個人的に2度目の対戦以上に昨年末のRIZINでの初戦の方が堀口選手にとって厳しい試合だと思っていました。あの試合の勝利、ギロチンでのフィニッシュ以上にコールドウェルにロープに詰められ、ウィザードで止めて倒れていなかった。あのシーンを見て、凄く強くなったと感じました。

「強くなったというか、そういう技術を教えてくれるマイク・ブラウンとかがいるので今があります」

──ウィザードで両方のつま先を同じ方向に向け、背中を壁につけてテイクダウンを耐える。そしてバックを許さない。皆が教わっていることでも、そこを実行できるのはディテールが違うということでしょうか。

「皆が習うってことは日本ではなかったと思います。僕は日本にいる時は、差し返すことを教わっていました。でも、それだと相手の動き有りき。相手に自分がどう反応するかということで受け身になってしまうんです。でもアメリカでウィザードを習い、練習を続けることで相手がどう攻めたいのか、そこに対して自分はどう対処すれば良いのかが分かってきたんです。相手がこう来たら、自分はこっちに振ろうとか」

──つまり組まれ、押し込まれていても受け身のファイトになっていないということですね。

「相手の仕掛けが分かるから耐えることができるんだと思います。相手が仕掛けてきてから対応すると、もう遅くてテイクダウンされてしまいます。ウィザードにしても拘らずに捨てる時、使い続けないといけない時、それが分かったんスよ」

──相手の狙いが見えて自分もその先が読めると?

「そういうことです。『アッ、コイツこっちに来るな』と予測できる。で、『ほら来た!!』と思った時には自分がやるべき動きができている」

7400ワードのロングインタビューから、ここでは1000文字分を抜粋した。恩師・二瓶弘宇氏、山本KID徳郁への想い、デメトリウス・ジョンソン評、朝倉海戦への心境が行間から伺えるインタビューは本誌で!!

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