【Pancrase307】上田将竜をパウンドアウト、翔兵がフライ級暫定KOPに。仙三戦をアピール
【写真】倒せると試合前に確信めいて話していた翔兵が、その言葉通りフックでダウンを奪う上田をパウンドアウトした(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<暫定フライ級KOP決定戦/5分5R>
翔兵(日本)
Def.2R4分50秒by TKO
上田将竜(日本)
右ハイを放った上田、前足&構えを変える翔兵ともに慎重な立ち上がりに。左右のフックで翔兵が前に出るが、上田が回って離れる。逆に組んでケージに翔兵を押し込んだ上田は、間合いができると三日月気味の前蹴りを入れる。組んでケージに上田を押し込んだ翔兵、上田が手首を掴みブレイクが掛かる。翔兵のステップインに組んだ上田は、ここも金網に押される。残り20秒でブレイクが入り、翔兵の前進を左フックで迎え撃った上田がもう一発左を伸ばしラウンド終了に。ジャッジは3者とも翔兵のラウンドとした。
2R、組もうとしてから離れた翔兵に右を合わせた上田。距離を詰めた翔兵が細かい左を連打し、金網に上田を押し込む。この試合3度目のブレイクとなり、試合は中央へ。すぐにケージ際のクリンチの攻防となり、翔兵のヒザが上田の急所に入り中断される。再開後、上田は前蹴り、左フックを狙いダブルレッグへ。背中をケージにつけた翔兵は体を入れ替え、やがてブレイクに。右ハイが届かなかった上田は続いて距離を近づくと左フックを打たれて倒れる。
翔兵がパウンドを落とし、背中を見せた上田を殴り続けレフェリーが試合をストップ。フライ級暫定KOPのベルトは翔兵の腰に巻かれた。暫定チャンピオンは正規チャンピオン=仙三との統一戦を訴えた。