【写真】初回に反則のエルボーもあり、ピンチに陥ったシウバが肩固めを極めた(C)KEISUKE TAKAZAWA

＜バンタム級KOPT／5分5R＞
ハファエル・シウバ（ブラジル）
Def.2R1分54秒by 肩固め
金太郎（日本）

まず王者シウバは右ハイを見せ、一旦距離をとるとすぐにダブルレッグでテイクダウンを決める。ハーフで抑えたシウバはスクランブルでバックを取り切れず、金太郎が胸を合わせてケージに押し込む。シウバはダブルレッグで再びテイクダウンを決め、右足をフックしていく。ここで背中を見せてしまった金太郎は、腕を掴んで防御し上を向くと一気に立ち上がり、スクランブルでギロチンにも頭を抜く。

続くシウバのダブルレッグに、金太郎がエルボーを入れ続ける。前に崩れ気味になったシウバにパンチを入れる金太郎は一旦離れると、再び組みついてきたシウバにエルボーを入れ、トップを取り切る。ガードを取ったシウバに対し、左のパンチを連打し、ハイガードを潰して右の大きな一発を落とした金太郎。シウバはハーフ&ダブルアンダーフックで固めると、ドクターチェックが入る。

シウバの傷は後頭部ということで、金太郎にイエローカードが提示され試合はスタンドで再開される。スピニングバックフィストを見せたシウバはこのイエローで、ジャッジ2名が9-9をつけポイント的には大きなロスとはならなかった。

2R、右を当て、テイクダウンからマウントを取ったシウバは右のパウンドを落として肩固めへ。ケージを蹴って逃げようとした金太郎の体から力が抜け、失神。シウバが王座防衛に成功した。

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