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【RIZIN53&PFL】5.10神戸大会でリー・カイウェンが高木凌と対戦。PFL初参戦の井上直樹は世界T王者と激突

【写真】神戸大会の対戦カード発表、さらに世界戦略のひとつPFLとの協力関係も(C)TAKUMI NAKAMURA

27日(金)東京都内にて、RIZINの記者会見が行われた。内容は5月10日(日)に神戸市中央区のGライオンアリーナ神戸で開催されるRIZIN53の対戦カード、そして井上直樹のPFL参戦発表だ。すでにPFLで試合が決まっている渡辺華奈も会見に出席している。
Text by Shojiro Kameike

この日発表されたRIZIN53の対戦カードは次のとおり。

RIZINライト級選手権試合=イルホム・ノジモフ×ルイス・グスタボ
バンタム級=太田忍×金太郎
バンタム級=ダイキ・ライトイヤー×梅野源治
フェザー級=高木凌×リー・カイウェン
62キロ契約=ジョリー×児玉兼慎
フェザー級=中川皓貴×ジェイク・ウィルキンス
フェザー級=松嶋こよみ×ライアン・カファロ
フライ級=飴山聖也×平本丈
OPキックボクシング 62キロ契約=勇志×麻太郎
OPキックボクシング 女子46キロ契約=上田樹那×北野ヒナタ
OPキックボクシング 57キロ契約=祥太×須藤智也

また、併せてRIZIN甲子園2026の開催も発表されている。


RIZIN53 対戦カード発表

レスリングベースで強烈な打撃を持つカイウェンがRIZINに登場(C)MMAPLANET

今回のサプライズはリー・カイウェンの参戦だ。2014年から2021年までONEで戦い9勝ち3敗。五味隆典に似たファイトスタイルから「中国の火の玉ボーイ(ファイヤーボールキッド)」と呼ばれた。2023年からは2度Road to UFCに出場したことで、日本のファンにも知られている存在だろう。2023年シーズンは決勝敗退、続く2025年シーズンは準決勝で日本の中村京一郎に敗れてUFCとの契約は成らなかったが、12月21日に中国で復帰戦を行い、日本の友實竜也をKOしている。

リー・カイウェン
「皆さん、こんにちは。ダークホースことリー・カイウェンです。5月10日、日本最大の格闘技イベントであるRIZIN53に参加します。私の相手は高木凌選手です。もう一度ハイレベルな日本人ファイターとステージで戦えることを、とても楽しみにしています。皆さん、私の試合に注目してください」

高木凌
「今年はバンバン試合をしていきたいと思っていたので、それが叶って嬉しいです。次は文句なしのKO勝ちで会場イチ盛り上げられたらと思います」

ライト級王者ノジモフはリモートで会見に参加

イルホム・ノジモフ
「皆さんに言っておきたいことがあります。春に咲くのは桜だけではありません。私が殴り倒すグスタボの汗もまき散らすことになると思います」

ルイス・グスタボ
「皆さんに良いお知らせがあります。相手にとっては悪い知らせです。5月10日、RIZINのベルトを賭けて戦います。本当に嬉しいです。相手もストライカーなので、間違いなく激しい試合になります。チャンピオンにはぜひ準備しておいてもらいたい。俺はベルトをブラジルに持ち帰るために、とてつもない練習をしている」

ライアン・カファロ
「日本の皆さん、こんにちは。コリアン・サンダーがRIZINにやって来ます。RIZINでの試合が決まって本当に嬉しい。高校生の頃から日本で戦うことが夢だった。対戦相手は自分と同じ経験豊富なベテランで、実績の割に評価されていない。自分たちの実力を見せつけられる良い機会だし、素晴らしい試合になると思う。動きが多く、一番盛り上がる試合に期待してほしい」

松嶋こよみ
「前回の神戸大会で試合がキャンセルになってしまって、また神戸の皆さんの前で試合できることが嬉しく思います。インパクトが残る試合をして、どんどんトップ戦線に絡んでいけたらと思っています」

ジェイク・ウィルキンス
「派手な試合をして、インパクトを残します」

中川皓貴
「Gladiatorフェザー級チャンピオンの中川皓貴です。Gladiatorは萩原選手、秋元選手、木村選手が出ていた大会です。自分はそこのチャンピオンになって、最近RIZINを見ていたら、フェザー級は同じ選手ばかり出ているなって思っていました。相手選手には悪いけどサクッと勝って、RIZINフェザー級を荒していこうと思っています」

児玉兼慎
「初めまして。K-1&Krushから来た児玉兼慎です。今回がMMA初挑戦でRIZINファイターやMMAファイターにはリスペクトがあるけど、相手がジョリーなので。ジョリーなら喧嘩で絶対に負けないから。キックボクサーとして一方的に蹴って殴って、ボコボコにして――(ジョリーが絡む)コイツ、知らないふりして調子に乗っているので、俺が打撃で失神させます」

ジョリー
「RIZINに出てから本当にいろんな人から愛されるようになってきて、人を傷つけるとか、今後そういうことは極力止めていきたいと思っています。ちょっと進化した、ひと皮むけたジョリーを楽しみにしていてください」

平本丈
「前回は負けてしまったんですけど、それで応援してくれる人だったり、ガッカリさせちゃったと思うんですけど、あれから半年、確実に強くなっていると思うので。しかも、よりハードな練習も積んできているので、ブッ飛ばします」

飴山聖也
「平本選手とは何年かぶりの再戦になるのですが(※2023年3月にアマチュアで対戦し、飴山が1R KO勝ち)、今回もしっかり1Rでフィニッシュして、RIZINに爪痕を残します」

梅野源治
「去年の9月から間が空いちゃったんですけど、久しぶりに参戦できて嬉しいです。今回は修斗の環太平洋のベルトを獲った男と試合できるということで。強敵の格上の選手ですけど、MMAのレベルを強制的に引き上げるチャンスだと思っているので、格上の選手に対して覚悟を持って、FIGHTER’S FLOWの上田さんと一緒に作戦を練って、日々積み上げて必ず皆さんに良い試合を見せます」

ダイキ・ライトイヤー
「ムエタイレジェンドの梅野選手、修斗でずっとMMAをやってきた自分が、まさかRIZINで梅野源治とMMAを戦うとは想像もしていなかったので。今は純粋にすごくワクワクしています」

金太郎
「また自分のホーム神戸で試合できることが嬉しいです。すごく良い相手なので、倒し甲斐があると思っています。今、自分はメチャクチャ強くなっている自信があるので、楽しみにしていてください」

太田忍
「去年5月、東京ドーム4万人の前で大恥をかいて。ボコボコにされて、首のヘルニア、前十字靭帯損傷と――もう格闘技はできないかと思ったんですけど、ここに戻ってくることができて、すごく幸せです。相手は良い選手なので、当日は盛り上げることができると思います」

井上直樹、PFL参戦。渡辺華奈も登壇

昨年のPFL世界トーナメント、バンタム級で代役の代役から優勝したマルシルリー・アウベスが井上と激突(C)PFL

会見の第2部では、まず榊原信行CEOから海外戦略について説明が行われた。今後はRIZINの中で支持を得られているファイターを海外の団体に送り出していく。その中で4月11日(金・現地時間)に米国シカゴにて行われるPFLで、RIZIN出場経験のある渡辺華奈がパウリナ・ヴィシニエフスカと対戦することを紹介。ここで渡辺、さらには井上直樹が登壇し、井上が5月23日(土・現地時間)にベルギーのブリュッセルで開催されるPFLで、昨年のバンタム級ワールドトーナメントを制したブラジルのマルシルリー・アウベスと戦うことが発表された(※同大会には日本のSASUKEも出場が決定している)。

渡辺華奈
「もともとRIZINに出させていただいていて、皆様のお力添えでベラトール、PFLに参戦させていただき次でちょうど10試合目になります。RIZINの強さ、日本人の強さを見せて、しっかり試合に挑みます。対戦相手のパウリナ選手は私より10歳も若く、小さい頃からMMAをやっていて、すごく完成度の高い選手です。私は偏った試合スタイルではありますけど、必ずその力を出して、フィニッシュして勝ちたいと思います。U-NEXTで視られるので、皆さん応援お願いします。そのあとはRIZINもありますので、1日応援よろしくお願いします」

井上直樹
「去年のトーナメント優勝者になりますけど、すごく強い相手を用意してもらえて、ありがとうございます。その相手と試合できることにワクワクしていますし、そのワクワクを皆さんにお届けできるよう盛り上げて勝ちます。よりRIZINのバーサス世界を爆発させられるような試合ができたらいいなと思っています」

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