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【Shooto 30th Anniv.T06】後楽園ホール大会に佐藤将光&高橋遼伍が、ONEから─信頼の証─凱旋出場

Shoko & Ryogo【写真】ともにONEで初勝利を挙げたばかりの佐藤と高橋が修斗・後楽園ホール大会に出場する(C)ONE & MMAPLANET

6月30日(日)、サステインより7月15日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto 30th Anniversary Tour 06に佐藤将光と高橋遼伍の出場が発表されている。


修斗世界バンタム級王者の佐藤は5月10日のONEバンコク大会でマーク・アベラルドからTKO勝ち、高橋は同じく5月3日のジャカルタ大会でケアヌ・スッバに負傷TKO勝ちを収めている。つまり両者ともONEと契約下にあるファイターだ。

その佐藤と対戦するファン・チャンファンはRoad FCやKAISERでプロMMAファイターとしてキャリアアップ中の選手で、23歳ながらキックで30勝6敗という戦績を残す。佐藤の凱旋マッチの相手に相応しいアグレッシブ・ストライカーといえる。

また高橋は現在4連勝中の高橋孝徳と対戦、戦績的は9勝10敗の相手とはいえ佐藤、高橋ともにONEで勝利を挙げながら、このタイミングで日本で戦うということは彼らだけでなく、両者をプッシュしたいONEとしてもリスクがある。そんな一戦が実現した背景には、チャトリ・シットヨートンCEOと坂本一弘サステイン代表の信頼関係が存在するようだ。

今回の両者の参戦に関して、坂本代表がチャトリCEOとシンガポールで会合を持ち、その際に交渉したと話はメディアにも実は伝わってきていた。そしてリリースにあるように「修斗の発展のためにONEの力を尽くす」とチャトリCEOが快諾した。

MMAPLANETでは改めて佐藤将光と高橋遼伍の出場を認めたチャトリCEOに、今回の両者の派遣について尋ねると、以下のような返答が聞かれた。

チャトリ・シットヨートン
「修斗はONEチャンピオンシップのパートナーの一つだからね。私は坂本さんと修斗という組織全体を深く尊敬し、敬愛しているんだ。坂本さんは大切な友人だし、彼と日本に格闘技をヘルプのためなら、私に可能なことはなんだってサポートするよ」

気になるのは佐藤も高橋もONEでは、水抜きなしで北米基準でいえば1階級上の体重で戦っており、修斗は水抜きを認めた北米基準だ。もちろん佐藤も高橋も以前はこの計量方法で戦ってきたが、ONE方式とドライアウトを交互に行うことで、何が起こるのかは予想がつかない。その結果が、何かが起こることに通じる佐藤と高橋の修斗凱旋といえる。

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