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【Invicta FC35】カリーナ・ロドリゲスがディアナ・ベネットにリベンジ

<フライ級/5分3R>
カリーナ・ロドリゲス(メキシコ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ディアナ・ベネット(米国)

左ミドルを蹴ったベネット。ロドリゲスのワンツーに左ジャブを伸ばす。ロドリゲスは右を当てて、右に回りのサークリングが右ローでベネットのバランスを崩す。その後のスタンドの展開が続き、ロドリゲスがキックを多用し左ジャブを幾度となくヒットさせるベネットも左ジャブで対抗し、ペース争いのなかでプレッシャーを強めていく。ロドリゲスのワンツーに対し、ベネットは左ジャブで止める流れのなかで右フックを届かせる。淡々としたストライキングマッチがラウンド終了まで続いた。

2R、初回と比較して踏み込んでからの距離を使づくようになると、ロドリゲスのローにベネットがパンチを当てる。互いにステップを多用し、レンジが広がるとロドリゲスが左ローを蹴る。しっかりとチェックしたベネットは、ロドリゲスの右にダブルレッグを合わせてケージに押し込む。シングルに移行するが、テイクダウンを奪えずダブルアンダーフックからヒザを突き上げる。守勢のロドリゲスも左腕を差し返すと、いなして右に回り距離を取り直すことに成功する。

ロドリゲスは右ミドルを蹴りこむも、直後に組まれてケージを再び背負うことに。位置を入れ替えながらケージ中央に戻った両者は、パンチの交換へ。ここでもベネットがシングルレッグを仕掛け、ケージにロドリゲスに押し込むもテイクダウンは奪えない。最後の10秒でも大きな動きがないまま試合は最終回へ。

3R、前に出るベネットにヒザ蹴り、そして左ミドルをロドリゲスが決める。テイクダウン頼りになってきたベネットに対し、ロドリゲスがスプロール、ドライブされてもケージを巧みに使って倒されない。ベネットはハイクロッチから持ち上げて、ついにテイクダウンを決めと、すぐに起き上ったロドリゲスをダブルからリフトアップしてクリーンテイクダウンに成功する。

右足を両足で挟まれ、頭で胸を押されながら背中を許さず立ち上がったロドリゲスは、ヒザをボディに突き刺す。ベネットは全力でロドリゲスをケージに押し込み、執拗にテイクダウンを狙う。倒されても立ち上がるロドリゲスだが、押し込まれた状態から逃れることができない。5度目のテイクダウンを許したロドリゲスは、残り10秒を切ってジャンピングギロチンもすっぽ抜けてマットに背中をつけた直後に試合が終わった。

結果は3-0でロドリゲスに凱歌が挙がり、1年3カ月前の敗戦のリベンジを果たした。


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