【DEEP89】もう1人のグアムのエース。大塚隆史と対戦、トレヴィン・ジョーンズ「どの局面でも僕が上」
【写真】つぶらな瞳の持ち主、グアムももう1人のエース=トレヴィン・ジョーンズ (C)MMAPLANET
12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP IMPACT 89で、長らくグアムのPXCで戦い、その後はロシアや豪州、そして韓国で戦ってきたトレヴィン・ジョーンズが初参戦を果たし、大塚隆史と対戦する。
現在、パンクラスで活躍するカイル・アグォンとは3度戦い2勝1敗──現在ではトレーニング・パートナーとして切磋琢磨している。
過去にはトビー・ミセッチ、マイク・アベラルドに勝利しているジョーンズ。盟友と共に日本に定着し、トップを取るために非常に大切な一戦を明日に控えたジョーンズにインタビューを試みた。
──PXCの活動停止後、ACBやTOP FCで戦ってきたトレヴィンですが、日本のDEEPで戦うことを決めたのは?
「チームメイトやグアムの多くの選手が戦っているDEEPからオファーがあり、今が完璧なタイミングだと思ったからだよ。つまり最高のタイミングだったんだ」
──DEEPはサッカーボールキックや踏みつけが許されています。
「より戦いの原点に近づいているね。ルールは確かに大切だけど、ルールで全てが決まるわけじゃない。サッカーボールキックや踏み付け有りのファイトは初めてだけど、トライしたくでウズウズしている」
──対戦相手の大塚選手の印象を教えてください。
「凄くタフだよ。これまでの戦ってきた試合を見ても、彼がタフなことは分かる。そして明日は僕にとっても、彼にとっても一番タフな試合になるだろう。良いマッチアップだよ」
──アドバンテージはどこにあると思っていますか。
「どの局面でも戦えるということかな……。彼が一つでもミスをすれば、そこをついて勝てる力を僕は持っている。まぁ打撃もそうだし、レスリング勝負をしたいならしてくれば良い。どの局面でも僕の方が上回っているから。そして、何かミスをすればそこを捕らえて仕留めるよ」
──ライバルのカイル・アグォンがパンクラスで活躍をしていることで影響を受けた部分はありますか。
「カイル・アグォンはとても才能豊かなファイターだ。今は一緒にトレーニングしているし、彼のパンクラスでの活躍を見るのはとても嬉しい。これまで最大のライバルだったからね。凄く尊敬しているし、カイルはきっとパンクラスでチャンピオンになるだろう」
──今、グアムでMMA大会は開かれていません。だからこそ、海外での試合で結果を残すことが大切になってきます。
「問題ないよ。グアムでなくても、十分に僕らはやっていける。今、ホームで試合ができないからこそ、敵地で勝つ。このチャレンジし甲斐のある状況が、僕らをより強くしてくれる」
──では明日の試合、期待しています。
「日本のファン、グアムの仲間、日本で一緒に戦ってくれるチームメイト達のために最高の試合をするよ。もう、やるだけよ。ベイビー!!」
■ DEEP89計量結果
<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 弥益ドミネーター聡志: 65.5キロ
[挑戦者]DJ.taiki: 65.35キロ
<バンタム級/5分3R>
大塚隆史: 61.8キロ→:61.7キロ
トレヴィン・ジョーンズ: 61.4キロ
<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥: 61.6キロ
昇侍: 61.55キロ
<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎: 66.0キロ
ザック・ベナベンテ: 65.55キロ
<キック55キロ契約/3分3R>
内藤凌太: 54.9キロ
堀尾竜司: 54.95キロ