【UFN148】計量終了 ペティス✖トンプソン戦は派手な蹴りの応酬の裏にある、間合いの取り方に注目
22日(金・現地時間)、23日(土・同)にテネシー州ナッシュビルのブリジストン・アリーナで開催されるUFN148「Thompson vs Pettis」の計量が行われた。
今大会のメインは元UFC世界ライト級王者で、フェザー級で戦ったこともあるアンソニー・ペティスがウェルター級でタイトルチャレンジャーのスティーブン・トンプソンと対戦する一戦だ。
ファイト・オブ・ザ・ナイトの激闘ながらトニー・ファーガソンに敗れたペティスが、階級を上げて5カ月振りに実戦の場に戻ってきた。対する2度のウェルター級世界王座挑戦権経験のあるトンプソンは体重オーバーのダレン・ティルに判定負けを喫して以来、10カ月振りの再起戦となる。テコンドー・ベースのウェルラウンダーのペティスと、アメリカン・カラテからローが禁止のジェントルマンキックで2度のアマ世界王者とIKASAとWAKOという2つのプロ世界王者になったトンプソンのマッチアップ。
ペティスが蹴りを織り交ぜた蹴りを駆使しながらもテイクダウン、寝技で勝負するのに対して、トンプソンは徹底してテイクダウンを避けてスタンドで戦うストライカーだ。サイドキックをジャブのように使うトンプソンのロングレンジを、リーチで劣るペティスが攻略するにはやはりテイクダウンの仕掛けが欠かせない。組みの圧力を生かすことができれば、ガードの低いトンプソンの顔面にオーバーハンドが当たる可能性も増す。派手な大技を持つ両者の頭脳戦が展開されそうだ。
■ UFN148計量結果
<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン: 170.5ポンド(77.34キロ)
アンソニー・ペティス: 171ポンド(77.56キロ)
<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ: 262ポンド(118.84キロ)
ジャスティン・ウィリス: 266ポンド(120.65キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ: 154.5ポンド(70.08キロ)
ジェソズ・ピネド: 155.5ポンド(70.53キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ: 126ポンド(57.15キロ)
デイヴィソン・アルカントラ: 126ポンド(57.15キロ)
<フェザー級/5分3R>
ルイス・ペーニャ: 148.5ポンド(67.35キロ)
スティーブン・ピーターソン: 146ポンド(66.22キロ)
<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 125ポンド(56.7キロ)
<フェザー級/5分3R>
ボビー・モフェット: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ))
<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ: 135.5ポンド(61.46キロ)
フランキー・サエンツ: 135.5ポンド(61.46キロ)
<女子フライ級/5分3R>
アレクシス・デイヴィス: 125ポンド(56.7キロ)
ジェニファー・マイア: 126ポンド(57.15キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ランダ・マルコス: 116ポンド(52.62キロ)
アンジェラ・ヒル: 116ポンド(52.62キロ)
<バンタム級/5分3R>
クリス・グティエレス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ライアン・マクドナルド: 135.5ポンド(61.46キロ)
<フライ級/5分3R>
エリック・シェルトン: 126ポンド(57.15キロ)
ジョーダン・エスピーノザ: 126ポンド(57.15キロ)