＜77.6キロ契約／5分2R＞
マルコス・ソウザ（ブラジル）
Def.2R4分37秒 by TKO
イ・ヒョンソク（韓国）

すぐにスイッチしたイが左ボディフックから左ロー。左ハイをバックステップでかわしたマルキーニョスも左ジャブを伸ばす。イの左ミドルをキャッチしたマルキーニョスがテイクダウン。スクランブルでバックに回ると、イのバランスを崩させ両足をフックする。イは腰を上げたが、マルキーニョスはパンチから腕を取ってバランスを前方に崩させる。

イの動きに合わせてマウントとバックマウントを行き来したマルキーニョスは、ヒールのトライに鉄槌を落としガードの中に収まる。足をさばいてパス狙いのマルキーニョスが、パス、そしてマウントへ。足を戻すイにパンチを入れ、再び足を抜くとニーインベリー、そしてパンチからマウントを連打する。

腕十字はスリップしたが、すぐにマウントに戻り、もう一度腕十字を仕掛けたマルキーニョス。腹ばいになりイの左腕を伸ばそうとしたところで初回が終わった。

2R、攻め続けスタミナが心配なマルキーニョスのテイクダウンを防いだイだが、右フックを被弾しパンチのラッシュからダブルレッグを決められる。柔術では懸命に抵抗できたイは、打撃で弱点をさらした形だ。イはパス狙いのマルキーニョスに腕十字を仕掛けるも、潰されてバックを許す。そのまま後方に倒して、上四方からサイドに回ったマルキーニョスに対し、イはハーフに戻しフックガードに。

背中を伸ばしたパス狙いのマルキーニョスが、バックを伺うとケージにもたれて座るイに右のパンチを連打する。イは背中をマットにつけてガードを取るが、すぐにマルキーニョスがニアマウントへ。クォーターガードからクローズドに戻すイに、マルキーニョスはパウンドを連続で落とす。パスからニーインベリー、そしてマウントを取ったマルキーニョスのパンチ攻撃に、ついにレフェリーが試合を止め、TKO勝ちを決めた。

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