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【ONE SAMURAI04】海人の次は、野杁正明?? モハメド・シアサラニ「危険なダンスを披露してKOする」

【写真】ぶっきらぼくて、フレンドリーだった (C)TAKUMI NAKAMURA

17日(土)に東京都江東区の有明アリーナで開催されるONE SAMURAI 04。フェザー級キックボクシングトーナメントの準決勝でモハメド・シアサラニが野杁正明と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

8月のトーナメント1回戦では海人を左ハイキックでマットに沈め、衝撃的なKO勝ちを収めたシアサラニ。ONEには2023年からレギュラー参戦し、同年9月にはムエタイ・ルールでシッティチャイ・シッソンピーノンからダウンを奪って勝利するなど、キック・ムエタイの両ルールのトップ戦線で活躍している。

タイのトップ選手と比べてもひけをとらないテクニックはどのようにして磨かれたのか。野杁戦に向けてタイのヴェノム・トレーニング・キャンプで汗を流すシアサラニに話を訊いた。


俺が海人に勝ったことについて色々言ってくる人たちもいた(苦笑)

――練習後のインタビューありがとうございます。週明けからファイトウィークが始まりますが、仕上がりや体調はいかがですか(※取材は9日に行われた)。

「もうファイトキャンプも最終段階を迎えて、フィジカル的にも抜群に素晴らしい状態に仕上がっている。また自分は常にメンタルが強い人間だから、フィジカル以上にメンタルの準備も最高に整っているよ」

(C)ONE FF

――8月の海人戦は衝撃的なKO勝利でしたが、反響も大きかったのではないですか。

「たくさんメッセージをもらって『すごくいい勝ち方だった!』と言ってくれる日本のファンもいたよ。ただなかには俺が海人に勝ったことについて色々言ってくる人たちもいた(苦笑)。俺を好きで応援してくる人間と俺のことを嫌っている人間からもメッセージががきた感じだね」

――左ハイキックは事前に準備していたのか、それとも試合で向かい合って思いついたのか。どちらだったのですか。

「あのハイキックはゲームプランでもあり、自然に出た動きでもある。左の蹴りはずっと練習しているものだし、試合前に過去の海人の試合を見た時にこれは左ハイが入るなと思っていたことも事実だ」

――前回は海人選手にKO勝利し、今回は野杁選手と対戦することになり、日本でもシアサラニ選手の注目度が上がっています。シアサラニ選手はタイ在住のイラン人選手ですが、いつからタイに住んでいるのですか。

「元々はイランでムエタイを始めて、17歳になってタイに移ってきた。だからプロのキャリアはタイで積んできたものだ。今はキックルールでも戦っているが、ずっとムエタイを中心にやっていて、自分の比重も常にムエタイに置いていた。そうやってムエタイの試合をしているなかで。ONE Championshipと契約することになり、2戦目でモハメド・ブタザとキックルールで試合が組まれたんだ。ブタサは当時ランキング7位で、ヨーロッパの強豪として名前が知られる存在だったんだけど、彼に勝ったことをきっかけにキックボクシングについても真剣に向き合うようになったよ」

――ONEでシアサラニ選手の試合を見た時に、タイ人選手と比べてもひけを取らないテクニックを持った選手だと思いました。やはりタイに来てテクニックが上がったのですか。

「イランにいた頃はエフテシェンというコーチの指導を受けていて、彼は素晴らしい指導者だった。そして自分のスキルが伸びて、今のファイトスタイルが出来上がったのはタイに来てからだ。自分は2020年からヴェノム・ファイトキャンプでトレーニングするようになり、チーム・メディザトゥの一員になった。そこでクリス・フォスターと出会った。クリスは俺にとって世界最高のトレーナーだ。クリスの指導を受け、いい練習相手と練習することで、毎日のように勉強を続け、多くのことを学んだ。それを続けたことが今のファイトスタイルにつながっていると思う」

――シアサラニ選手自身も、自分のテクニックは世界トップレベルだという自信はありますか。

「イエス!」

ここまで来れば対戦相手のことは全く関係ない

――次の対戦相手である野杁選手は日本の70キロのトップ選手です。彼の印象はいかがですか。

「ここまで来れば対戦相手のことは全く関係ない。自分はこのセミファイナルに勝ってファイナルで戦うことしか考えてないし、対戦相手のことは全く何も考えてもいない」

――では相手が野杁選手だからということも関係なくチャンスがあればKOを狙っていきたいですか。

「もちろんだ。野杁を倒すチャンスを見つけたら、俺が危険なダンスを披露して野杁をKOしてみせるよ」

――トーナメントの逆ブロックではマラット・グレゴリアンとルオ・チャオが対戦します。決勝はどちらとの対戦を予想していますか。

「基本的にはグレゴリアンが勝つと思っているけど、マーシャルアーツというものは何が起こるか分からないし、どちらが勝つかを予想してもしょうがない。今は自分がセミファイナルで勝つことだけを考え、勝った時にファイナルのことを考える。そしてどちらがファイナルまで上がって来ようが最後は自分が勝つことになる」

――今回の試合は日本でも多くのファンが楽しみにしています。日本のファンにメッセージをいただけますか。

「日本のファンはもちろんタイ、そして世界中のファンが10月17日の試合にすごく注目していると思うし、もっともっと注目してもらいたい。自分はここまで完璧な準備をしてきたし、ものすごい試合をする自信があるから、ぜひ試合を楽しみにしていて欲しいね」

――ずっとシアサラニ選手を取材したいと思っていたので、今日は取材することが出来て光栄です。ありがとうございました。

「こちらこそ話を聞きに来てくれてありがとう! またいつでも話を聞きに来てくれ! アリガトウゴザイマス!」

■放送予定
10月17日(土)
午後2時15分~U-NEXT


■ONE Samurai04対戦カード

<ONEキック世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ジョナサン・ハガティー(英国)
[挑戦者] 秋元皓貴(日本)

<ONEムエタイ世界アトム級選手権試合/3分5R>
[王者]吉成名高(日本)
[挑戦者] リファディン ・マスドール(マレーシア)

<フェザー級キックボクシングT準決勝/3分3R>
野杁正明(日本)
モハメド・シアサラニ(イラン)

<フェザー級キックボクシングT準決勝/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
ルオ・チャオ(中国)

<キック・ライト級/3分3R>
安保瑠輝也(日本)
ボグダン・シュマロフ(ブルガリア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
ジヒン・ラズワン(マレーシア)

<キック・バンタム級/3分3R>
与座優貴(日本)
ナビル・アナン(アルジェリア)

<キック・ライト級/3分3R>
松倉信太郎(日本)
シンサムット・クリンミー(タイ)

<ライト級(77.1キロ)/5分3R>
磯嶋祥蔵(日本)
阿部光太(日本)

<キック・ストロー級/3分3R>
田丸辰(日本)
奥村将真(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
竹内クレイジーバスター悠(日本)
西山亮翔(日本)

<サブ三ミッショングラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
福島善成(日本)
竹浦正起(日本)

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