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【ONE SAMURAI02】前回の対戦経験をどう活かすか。野杁と海人がフェザー級キックT一回戦でリベンジ戦

【写真】大会2日前の記者会見で揃ったトーナメント出場6選手。ONE SAMURAI 02では日本人絡みの3試合が行われる(C)TAKUMI NAKAMURA

明日8日(土)に東京都大田区のEBARA WAVE ARENAおおた(大田区総合体育館)で開催される「ONE SAMURAI 02」にて、キック・フェザー級トーナメント一回戦=3試合が行われる。
Text by Takumi Nakamura

キック・フェザー級トーナメントは8選手参加&ワンマッチ形式のトーナメントで、優勝者には王者スーパーボンへの挑戦権が与えられる。マラット・グレゴリアン×マムカ・ウスビャンのみONE The Inner Circle25での実施で、野杁正明×リウ・メンヤン、海人×モハメド・シアサラニ、都木航佑×ルオ・チャオの日本人絡み3試合がONE SAMURAI 02で組まれている。


野杁・海人の日本人ツートップは共にONEでのリベンジマッチに臨む。野杁とメンヤンは2024年12月にONE Friday Fights 92で対戦。この時はメンヤンが1R早々に右ストレートでダウンを奪い、そのまま野杁の反撃を振り切る形で判定勝利を収めている。当時のメンヤンは世界的には無名で、野杁からダウンを奪っての判定勝利は大番狂わせと言える結果だった。

その後、メンヤンはONEにレギュラー参戦し、1年後の2025年12月のONE Friday Fights 137ではタワンチャイ・PK・センチャイとも対戦し、右のインローでタワンチャイの右足を負傷させてTKO勝利。当初の予定では5月のONE Friday Fights 155でスーパーボンの持つベルトに挑戦が決まっていたが、スーパーボンの負傷欠場で王座挑戦が流れた。メンヤンはONEデビュー戦で野杁を下し、一気にキック・フェザー級のトップまで上り詰めたファイターと言える。

2年前の対戦で勝敗に大きく影響したのが、試合当日のメンヤンのファイトスタイルだ。当時のメンヤンは試合映像が少なく、事前にチェックできた映像でのメンヤンは距離を取りながら上手くポイントを取って戦うスタイルだった。しかし野杁戦でのメンヤンは自ら距離を詰めてフィジカルを活かす戦い方を徹底し、結果的にこれが功を奏して野杁からダウンを奪い、野杁の反撃をシャットダウンすることに成功。野杁にとっては想定していたものとは全く違うメンヤンの試合運びに戦いながら対応せざるを得なかった点は否めない。

そこで今回の再戦、野杁陣営にはメンヤンと対戦した経験とメンヤンの試合映像も豊富にあるなかでのリマッチとなる。野杁戦以降のメンヤンは野杁戦同様のファイトスタイルで試合を続けており、前に出る圧力を活かす戦い方がメンヤンのスタイルと見ていい。それを踏まえて野杁陣営がどんな戦略を持って試合に臨むかがリベンジの鍵となる一戦だ。

海人とシアサラニは2025年5月のONE Friday Fights 109以来の再戦。この時はシアサラニが持ち前のテクニックで海人を翻弄し、確実にポイントを取った上での判定勝利だった。シアサラニの最大の武器はタイのトップ選手たちにもひけを取らないテクニックの試合運びの上手さだ。

シアサラニはシッティチャイ・シッソンピーノンからダウンを奪い、ジョー・ナタウットをKOしたパンチ力も持っているが、最も警戒すべき点はシアサラニに距離を試合されてポイントアウトされる流れに持ち込まれること。海人にとっては持ち前のスピードと回転の早いコンビネーションを打ち込む距離までどう持ち込むか。遠距離で戦う時間をキープすればシアサラニ、中間距離~近距離で打ち合うことが出来れば海人。両者がどの距離で戦う時間を長くするかに注目したい。

そしてもう1試合はONE初参戦の都木と中国のチャオによる対戦だ。都木は極真空手出身で蹴りを主体に戦う現シュートボクシング日本スーパーウェルター級王者。一方のチャオは鋭いパンチを武器にWLF武林風を主戦場に戦い、元K-1スーパーウェルター級王者のオウヤン・フェンから勝利した実績が光る。チャオは2019年~2020年まで中国で行われていたONE Hero Seriesでも戦っていたが、今年5月からONEに本格参戦を果たしてトーナメントに名を連ねた。蹴りの都木×パンチのチャオという図式で、どちらがトーナメントの台風の目になるか?というテーマもある組み合わせだ。

■視聴方法(予定)
8月8日(土)
午後4時15分~U-NEXT

■ONE SAMURAI02 対戦カード

<キック フェザー級トーナメント・一回戦/3分3R>
野杁正明(日本)
リウ・メンヤン(中国)

<キック フェザー級トーナメント・一回戦/3分3R>
海人(日本)
モハメド・シアサラニ(イラン)

<キック フェザー級/3分3R>
都木航佑(日本)
ルオ・チャオ(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
山北渓人(日本)
田上こゆる(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本歩夢(日本)
平山諒(日本)

<キック・ストロー級/3分3R>
奥村将真(日本)
礼司(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
森昴星(日本)
ユースケ・サトウ(日本)

<キック・フェザー級/3分3R>
笠原弘希(日本)
塩川琉斗(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
嵐舞(日本)
北野克樹(日本)

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