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【DEEP88】メガトン級王者マルチネス、足が使えなくなった酒井をテイクダウンからパウンドアウト

Martinez【写真】肉弾相打つというか、肉弾波打つ打撃戦が繰り広げられた (C)MMAPLANET

9日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたDEEP 88 IMAPACT。ここではDEEPメガトン級選手権試合の模様をレポートしたい。


<DEEPメガトン級選手権試合/5分3R>
ロッキー・マルチネス(グアム)
Def.1R4分59秒by TKO
酒井リョウ(日本)

01試合開始直後に左フックを当てたマルチネスが、ケージに詰まった酒井にパンチを連続で打っていく。距離を取り直した酒井はここからケージの前を左右にサークリングして間合いを確保し、時折前に出てフックを振るう。ワンツーを当て、左フックもヒットさせた酒井は左回り基調からローを蹴るが、マルチネスはしっかりとチェックする。それでも序盤はパンチの精度で、酒井がチャンピオンを上回る。

02マルチネスは追い続け射程距離での打ち合いに持ちこみたいが、酒井がそれを許さない。駆け足するように酒井を追うマルチネスは、手数が減ってきた酒井に対して圧力を強める。笑顔を見せて酒井を追うマルチネスは、折り返しを過ぎようというところで左フックを2発届かせる。

03酒井は左ジャブを伸ばして左回りを続け、右フックを被弾も左を返しリードジャブを伸ばす。ワンツーから立てヒジを繰り出した酒井は、後方へのステップで体が上下するようになって来ると、足を止めダーティーボクシングの攻防へ。

ここでマルチネスは一気にテイクダウンを決め、鉄槌&エルボーを連打するとレフェリーが試合をストップ。初回終了かと思われたが、その直前でのTKO決着となった

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