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【Road FC52】60分間優勢、ベルナウイと対戦する鉄壁のザフロフ「手の内は隠していない。アソルは…」

Zavurov【写真】UFC世界ライト級王者カビブ・ヌルマゴメドフをセコンドとして帯同したザフロフ(C) ROAD FC

23日(土・現地時間)、韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC52でマンスール・ベルナウイとロードFCライト級トーナメント決勝戦を戦うシャミール・ザフロフ。

キャリア34勝5敗1分、34歳のサフロフは100万ドル・トーナメント4試の全てで判定勝ち、恐ろしいことに60分間で一度たりとも劣勢になっていない。鉄壁のテイクダウン&コントロールの持ち主は、記者会見で絡んできた──勝てば対戦する──クォン・アソルをこき下ろした。


──今日、ロシアからソウルに入ったそうですが、そんななかインタビューを受けていただきありがとうございます。

「いや、大丈夫だよ。体は全く問題ないんだ。公開練習も記者会見もこなしたし、ただ眠いだけで(苦笑)」

──11カ月試合が空きましたが、試合勘という部分で不安はないですか。

「それは自分でも心配している。ただし、その不安をなくすためにトレーニングを積んだきた。なので、試合勘を失くしているということはないと自信を持って言えるよ」

──それだけ十分な練習を積んできたということですね。

「ほぼ1年待ったわけだからね。米国でキャンプをするという考えもあったけど、やはり自分の国で練習するのが一番。一番強いのが自分達──ダゲスタン人だから。ずっとアクマット・ファイトクラブでカビブ・ヌルマゴメドフたちと練習してきたよ」

──この試合に関して、ヌルマゴメドフから何かアドバイスは貰いましたか。

「カビブは戦い方とか、そういうことは一切アドバイスしてくれないんだ。とにかく勝て、もし負けたら韓国に残れとか……そういうことしか言わない(笑)」

──いまだに手の内を見せていないと思うのですが、決勝戦で実力の全てを出し切るのか。それともクォン・アソルとの戦いも考えた戦術を立てているのでしょうか。

「正直に言うと、自分のなかでは全てを出して戦ってきたつもりだ。だから手の内を隠すとかはなく、勝つために戦ってきた。それがこれまでの試合だよ」

Zavurov and A So;──なるほど、失礼しました。決勝戦に勝てば100万ドルを賭けて戦うことになるロードFCライト級王者クォン・アソルからセコンドのヌルマゴメドフも含め、色々と挑発されています。

「あの男は自分たちが厳しいトーナメントを戦ってきた間、試合にも出ていない。もう誰もアイツのことなんて気に留めていないから、自分のことを忘れてほしくなくて挑発を繰り返している。そんなに戦いたいなら、公開練習でやってやると伝えたんだけど、逃げ帰ったよ(笑)。あの野郎に関しては、何も言うことはない」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本に行ったこともないし、テレビでしか見たことがないんだ。だから、何か言えるだけ日本のことが分かっていない。それでもロードFCで自分の試合を見てくれるファンがいることは知っている。そんな日本のファン、そしてこの試合を見てくれる皆が喜んでくれる良い戦いを見せたいと思っている」

■ Road FC52対戦カード

<Road FCライト級T決勝戦/5分3R>
マンスール・ベルナウイ(フランス)
シャミール・ザフロフ(ロシア)

<Road FCバンタム級王座決定戦/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
ムン・ジェフン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ホン・ヨンギ(韓国)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<バンタム/5分3R>
ジャン・イクファン(韓国)
ジャン・デヨン(韓国)

<80キロ契約/5分2R>
キム・スンヨン(韓国)
キ・ノジュ(韓国)

<無差別級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
キム・デソン(韓国)

Road FC YoungGungs41

<ミドル級/5分2R>
ヤン・ヘジュン(韓国)
イム・ドンファン(韓国)

<64キロ契約/5分2R>
シン・スンミン(韓国)
ジョン・サンジン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ホン・ジョンギ(韓国)
キム・テソン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ファン・チャンファン(韓国)
イ・ソンズス(韓国)

<60キロ契約/5分2R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
パク・スワン(韓国)

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