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【Road FC52】100万ドルT決勝でザフロフと対戦するベルナウイ「GSPが100点だと、今の僕は99点」

Mansour Barnaoui【写真】常に落ち着いた様子のベルナウイ。会見、その後のインタビューでもクールそのものだった(C)ROAD FC

23日(土・現地時間)、韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC52。足かけ2年3カ月のロングラントーナメント=ロードFCライト級トーナメント決勝=マンスール・ベルナウイ✖シャミール・ザフロフ戦がメインで組まれている。

ベルナウイは国際予選でキ・ウォンビン国際予選でキ・ウォンビンを初回にRNCを極めたのは皮切りに、1回戦ではキム・チャンヒョンを同じく1R、また準々決勝でもムングントスズ・ナンディンエルデンを相手に1Rで、さらに準決勝で日本の下石康太を3Rに仕留めるなど、全ての試合をRNCで勝ち上がってきた。

上を取る力と、圧倒的なフィジカルを武器にしたベルナウイの寝技の強さは、トライスター&ジョルジュ・サンピエールらとの練習で身につけたものだった。

土曜日のファイナルを前にして、ベルナウイにインタビューを試みた。


──トーナメント準決勝で下石康太選手に勝利してから、11カ月間も試合間隔が空いてしまいました。この間、どのように過ごしてきたのでしょうか。

「シモイシに勝った次の週から練習は再開していたよ。決勝がいつになるか、まだ分かっていなかったけど人生で一番大切な試合になることは確かだったから、ペースを落とすことなく世界最高のパートナーと練習し続けていた」

──その世界最高のパートナーとは?

「GSPだよ。去年の4月から12月までモントリオールにいた」

──GSPとモントリオールで練習するということは、トライスタージムに行っていたと。

「そうだよ。僕は2013年からカナダとフランスを行き来して、練習をしてきたんだ」

──なるほどぉ。では名将フィラス・ザハビの指導も受けてきたのですね。

「フィラスの指導を当然受けている。ただし、今回の試合に向け彼に何を指導されたかは、試合に関係してくるので今は言えない。試合を見てほしい」

公開練習では打撃から、レスリングと寝技を披露した

公開練習では打撃から、レスリングと寝技を披露した

──GSPはMMA界で最もテイクダウンに秀でている選手です。その彼と練習していると、かなりテイクダウン対策はできているということでしょうか。

「GSPだけでなく、レスリングや寝技が強い多くの選手と練習してきた。ただし、どのような練習をしてきたかは、それも今は話したくない。一つ言えることは、GSPが100点だったら、今の僕は99点のレベルに来ている。そこまで仕上がっているよ」

──凄い自信ですね。ベルナウイ選手はこのトーナメント、全ての試合で一本勝ちを続け、対戦相手のシャミール・ザフロフは常にテイクダウン&コントロールで判定勝ちというリザルトです。このスタイルの違いをどう考えていますか。

「とにかく僕はサブミッションかKOで勝ちたい。これまで通り戦えば、必ずそうやって勝てるよ」

──では最後にファンにメッセージをお願いします。

「この試合、僕を応援してくれるファンがいる一方で、シャミールを応援する人もいるだろう。どちらのファンに向けても、良い試合ができればと思っている。アジアのMMAの歴史において、意味のある試合にしたい」

■ROAD FC52対戦カード

<Road FCライト級T決勝戦/5分3R>
マンスール・ベルナウイ(フランス)
シャミール・ザフロフ(ロシア)

<Road FCバンタム級王座決定戦/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
ムン・ジェフン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ホン・ヨンギ(韓国)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<バンタム/5分3R>
ジャン・イクファン(韓国)
ジャン・デヨン(韓国)

<80キロ契約/5分2R>
キム・スンヨン(韓国)
キ・ノジュ(韓国)

<無差別級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
キム・デンン(韓国)

Road FC YoungGungs41

<ミドル級/5分2R>
ヤン・ヘジュン(韓国)
イム・ドンファン(韓国)

<64キロ契約/5分2R>
シン・スンミン(韓国)
ジョン・サンジン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ホン・ジョンギ(韓国)
キム・テソン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ファン・チャンファン(韓国)
イ・ソンズス(韓国)

<60キロ契約/5分2R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
パク・スワン(韓国)

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