【UFN144】アイポークにも負けず。オリヴェイラがヒジ打ち→パンチの猛攻からアナコンダ極める
<ライト級/5分3R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.2R0分55秒by アナコンダチョーク
デイビッド・ティーマー(スウェーデン)
サウスポーのティーマーに右ローを入れるオリヴェイラ。続く左ハイを放った直後にティーマーにアイポークがあり、試合が中断する。指を伸ばしただけでなく、そのまま固定した危ない目突きにオリヴェイラは、回復にしっかりと時間を置く。そして、ティーマーには1Pのペナルティが与えられることに。
再開後、すぐに目を抑えたオリヴェイラ。もう一度、ティーマーの指が左目に当たったようだ。ここから怒り心頭の様子で大きく動き、エキサイトして蹴りを放ったオリヴェイラだが、左のカウンターを浴びてダウンを喫する。クローズドガードから抜け出しスタンドに戻ったティーマーは、左ミドルを狙う。オリヴェイラはスーパーマンパンチも、どうにも目が気になるようだ。それでもダブルレッグでテイクダウンを奪ったオリヴェイラは、バックに回りスクランブルに足関節を仕掛ける。
足を抜いたティーマーはスタンドに戻り、オリヴェイラの飛びヒザをかわすが右ストレートを被弾する。飛びヒザを続けるオリヴェイラは後ろ回し蹴りも見せるが、当たっているのはパンチだ。ティーマーも左フックを返して初回が終わった。
2R、オリヴェイラは右オープン・エルボーを当てるとティーマーが動きを止める。連打を打ちこみ、背中を向けたティーマーを後方から殴り続けるオリヴェイラ。ティーマーが前を向いて組もうとすると、オリヴェイラはアナコンダで捕えてタップを奪った。
「右目が余り見えていなかった。神に感謝している。とにかくやるべきことに集中した。4月のマイアミで最高のカードを用意してくれ」とUFC最多となる16試合目のフィニッシュ勝利を得たオリヴェイラは話した。