＜123ポンド契約／5分3R＞
リヴィア・ヘナタ・ソウザ（ブラジル）
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
サラ・フロタ（ブラジル）

8ポンドオーバー、一見して大きなフロタを払い腰で投げたソウザは三角クラッチのリバーサルを許すが、頭を抜いてギロチンを狙う。これをフロタが凌ぎ、下になったソウザは腕十字を仕掛ける。腕を抜かれるとクローズドガードで下からコントロールするソウザが、一瞬で腕十字に入る。

体を並行にもっていき腕を抜いたフロタは、スタンドに戻りソウザのダブルレッグを切る。ケージに押し込まれたソウザは再び払い腰へ。これを防いだフロタをケージに押し込み、シングルに出たソウザがギロチンを防いでトップを奪取。ラバーを抜いて、パウンドを連打したソウザが初回を取った。

2R、左ストレートで前に出るフロタに対し、ソウザは右を振り回す。そこに右を被弾し、動きが落ちたソウザは左右のフックを打たれる。直後にダブルレッグを決めたソウザはラバーガードに動きを封じられる。フロタもそれ以上の動きがなく、レフェリーがブレイクを命じ試合はスタンドへ。ソウザはすぐにダブルレッグを決め、腕十字狙いを防ぎヒザ十字にはパンチを打ち込む。

体を捩じって足を抜いたソウザは、その隙に立ち上がったフロタのフックを被弾する。テイクダウン狙いをがぶったフロタはケージにソウザを押し込んでヒザをボディに突き上げ、左フックを打ち抜く。離れたソウザは組んでボディロックからバックへ。両足をフックするとRNCを狙いつつパンチを連打する。残り10秒でRNCをセットアップしたがフロタが凌ぎ、時間となった。

最終回、テイクダウン狙いを切ったフロタがリーチの長さを利したフックを振るっていく。左ストレートも伸びるフロタに対し、ソウザは引き込んでクローズドガードへ。ラウンドを2つ取ったという判断か、それでも8－10がつく可能性のある選択はレフェリーがブレイクを命じる。

攻めることで疲弊しているソウザは組みから引き込むが、フロタは付き合わない。スタンドでローを蹴るフロタ、レフェリーは残り70秒でソウザを立たせる。姿勢を崩すような前のめりの打撃を見せるソウザだが、それでも右を当てる。そんなソウザの顔面をフロタの左が直撃し、腰が一瞬落ちる。

懸命に攻める姿勢を維持したソウザ。タイムアップとともにフロタは彼女をハグして抱え上げた。結果、スプリット裁定をソウザがモノにした。

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