【UFN143】ヘンリー・セフードが、32秒でTJ・ディラショーを倒し王座防衛。バンタム級での再戦呼びかける
<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
ヘンリー・セフード(米国)
Def.1R0分32秒by KO
TJ・ディラショー(米国)
右ミドルハイをいきなり見せたセフードは、左右のロー繰り出したディラショーに右ハイを放つ。構えを変えて右を放ったディラショーは、押し返されて後方にバランスを崩す。すかさず距離を詰めたセフードは右ハイ、続く右ストレートがディラショーの左テンプルを捉える。これで前方に崩れたディラショーに対し、セフードがバックコントロールからパンチを打ち込む。
ディラショーが懸命に腕を伸ばし足に組みつこうとするが、正対したセフードが右を当てる。つられたように立ち上がったディラショーはセフードの左から右フックを被弾し、再び崩れ落ち勝負あり。レフェリーが殴り続けようとするセフードを止め、勝負は僅か32秒で決した。
「これが現実だよ。ケリがアゴに入った。TJ、次はバンタム級でやろう。この機会を与えてくれてありがとう。減量が大変だったことも分かっている。バンタム級でもう一度戦おう。そしてフライ級を続けてくれっ!!」と勝者は話した。
対して「右のパンチが拳の後に当たったんだ。不運だった」というディラショー、無理な減量がその要因になっていると憶測されても致し方ない脆さだった。