【Pancrase303】3月のパンクラスで神酒龍一が再起を掛けて、秋葉大樹と対戦!!
【写真】神酒が離れていた間に、パンクラス・フライ級で存在感を増した秋葉にとっても再浮上に絶好の相手といえる (C) MMAPLANET
9日(水)、パンクラスより3月17日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase303に神酒龍一が出場し、秋葉大樹と対戦することが発表された。
既に昨年末に瀧澤謙太がハファエル・シウバの持つ暫定バンタム級KOPのベルトに挑戦し、PXCや修斗、DWTNCSで活躍したライリー・ドゥトロの参戦が明らかとなっている同大会に元修斗世界バンタム(現フライ)級&元フライ級KOPのカムバックが決まった。
神酒は2016年7月に安永有希を下しパンクラス・フライ級の頂点に立ったが、同年12月に試合間隔を空け過ぎないために3分3R戦で古間木崇宏と対戦し、勝手の違う試合タイムに順応できず判定負けを喫した。その3カ月後にマモルにスプリット判定で敗れ、王座を失うと表舞台から姿を消してしまっていた。
一部の情報によると、格闘技自体から離れていた時期もあったようだが、昨年途中からCAVEのチームメイトが出場する大会に姿を見せるようになり、夏前には復帰を目指し本格的なトレーニングを行うようになっていた。神酒自身は12月大会に照準を絞っていたが、対戦相手がまとまらず3月に秋葉と再起戦を戦うことが決まった。
神戸のリライアブル所属の秋葉は一昨年末から3試合連続でインパクトの残るKO勝ちを続けてきたが、10月の翔兵戦で競り負け快進撃にストップが掛かった。トップどころの勝負所を落とさないMMA特有の繊細な動き、そんな壁を乗り越えて持ち味である豪快なファイトが展開できるか。秋葉にとっても、神酒は今後のキャリアを占ううえで格好のターゲットとなるだろう。