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【Pancrase Blood03】スクランブル出場・氏原の十字を凌いだ秋葉がヒジ&鉄槌連打で3年8カ月ぶりの勝利

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹(日本)
Def.2R2分16秒 by TKO
氏原魁星(日本)

開始早々、氏原が左ジャブから右の足払いで崩す。ケージを背負った秋葉がパンチを打ち返した。秋葉が前に出て左右のパンチを打ち込む。ケージを背負ってサークリングする氏原に左ジャブを浴びせる秋葉。氏原はニータップを狙うも切られてしまう。左テンカオで飛び込んだ秋葉をキャッチした氏原。しかし秋葉が切り返して氏原をケージに押し込み、足を踏んで削る。ここは氏原が離れた。やや大振りの氏原のパンチに対し、秋葉がインから右を当てる。さらに今度はアウトから右クロス。このパンチを受けてヒザを着いた氏原がシングルレッグで組むも、秋葉がトップを奪った。ケージ際でパウンドを連打する秋葉。氏原が下から三角を狙うも、ここは秋葉が防いでパウンドとヒジを打ち続ける。ヒジでカットされたか、氏原の左目付近から大量の出血が見られる。このラウンドは秋葉がジャッジ3者とも10-9で取った。

2R、氏原が距離を詰めると、秋葉が左ジャブ、右ストレート、左テンカオで迎え撃つ。氏原は左ハイをキャッチするも、そのまま投げられ、グラウンドでボトムに。秋葉は足を上げて来る氏原をパンチで削る。ここで氏原が秋葉の左腕を取り十字へ。一度は仰向けで腕を伸ばされた秋葉だが、凌いでトップに戻る。ここでクローズドガードの氏原にエルボーから鉄槌を連打すると、氏原のセコンドがタオルを投入した。

敗れたとはいえ、氏原は1週間前のスクランブル出場で鮮やかなサブミッションを見せた。一方、2020年11月の安谷屋智弘戦以来、3年8カ月ぶりの勝利となった秋葉は氏原に感謝を述べ、「もう一丁やったります!」と宣言した。


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