【Pancrase298】華DATEをTKO、切り裂き女子ローマ・ルックブンミー「垂直? ヒジ攻撃は反則じゃない」
【写真】ローマのムエタイ、ここまでとは…… (C)PANCRASE
5日(日)、東京都台東区の新木場スタジオコーストで開催されたPancrase298で華DATEに恐ろしいまでのマウントからのヒジ打ちを見舞いTKO勝ちを手にしたローマ・ルックブンミー。
衝撃のパンクラス・デビューを果たした彼女にインタビューした。切り裂き女子は、驚くほど冷静に戦っていた。
──完全勝利でした。今の気持ちは?
「2度目のMMAだし、今日のパフォーマンスにはとても満足できたわ。負けなかったこと、TKOで勝てたことが嬉しい」
──ムエタイ流の崩しでグラウンドに持ち込む。立ち技で勝負しなかったのは作戦ですか。
「ああいう試合ができるということをMMAの人に見せておきたかったから。私のバックボーンはムエタイだけど、グラウンドだってできることを証明したかったので、今日は寝技で戦うことにしたの。
と同時に実戦でグラウンドの展開を経験しておきたかったというのもあったから。彼女は全然気持ちが折れなくて、その分だけ寝技の時間も長くなり、私もエキサイトして戦えたことも良かった。日本の選手って、本当に心が強くて……あの気持ちの強さは尊敬するしかないわ」
──あのエルボーは垂直に近くなかったですか。
「あれは12 to 6ではなくて、捻りを入れているから。あのヒジ攻撃は反則じゃないわよ」
──それにしても危険なエルボーでした。
「サブミッションという手段もあるし、練習もしているけど……あの場面ではエルボーとパンチの方が良いと判断して、ヒジを落としたの」
──Invicta FCは当然ですか、また日本で試合が見られることを願っています。
「インヴィクタでは可能なら9月に戦いたい。もちろん、また日本で戦いたいし、RIZINでも戦ってみたい。とにかく、1年に1度や2度じゃなくてもっとMMAを戦っていきたいわ」