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【ONE79】イラン・ディアスがシーサケットに挑戦。ボクシング、ムエタイ&MMA、3つの世界戦が実現

ONE80【写真】チャトリ・シットヨートンCEOとWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(C)ONE

9日(木・現地時間)、ONE Championshipが10月6日(土)に、タイはバンコクのインパクトアリ―アで開催するONE79「Kingdom of Heroes」で、WBCスーパーフライ級王者シーサケット・ソー・ルンヴィサイにイラン・ディアスが挑戦することが発表されている。


MMAプロモーション(とは、もはや呼べなくなっているかもしれないが……)として、世界で初めてボクシングの正規王者のタイトル防衛戦が組まれることとなったONEのバンコク大会、シーサケット・ソー・ルンヴィサイへのチャレンジャーが決まった。イラン・ディアスはキャリア14勝2敗3分のレコードを持ち、8月8日発表のWBCのランキングではスーパーフライ級で13位にランクされているメキシコ人ボクサーだ。

特筆すべき白星は2016年12月に元WBA世界フライ級王者のエルナン・マルケス、さらに昨年9月には日本の河野公平を破り、WBA世界スーパーフライ級王者となったルイス・コンセピシオンという2人の元世界王者に勝利していることか。

今回の挑戦に対し、ディアスは「対戦相手の母国に行くということは、敵地に赴くということ。ファンは皆、シーサケットを応援するだろう。でも僕は自分の技、才能を信じている。バンコクでは番狂わせを起こしてみせる。ONEチャンピオンシップにはこの機会を与えてくれて感謝している。皆が話すシーサケットのパワーと経験を感じたい。僕が世界王者になる時が来た」と今回の挑戦についてプレスリリースにコメントを寄せている。

シーサケットにとって2017年3月の王座奪取以来、3度目の防衛戦を同大会でプロモートするチャトリ・シットヨートンCEOは自らのSNSでこの大会でボクシングとムエタイ、そしてMMAの世界戦を組むことを明言している。歴史的な舞台で世界戦を戦うことになるMMAファイターは誰になるのか──続報を待ちたい。

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