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【ONE77】ONE上海大会に竹中大地が出場、ローマン・アルバレス戦で2勝目を目指す!!

Daichi Takenaka【写真】一本勝ち目前だったONE初陣。今度しっかりとDQでないDefという結果を手にしたい竹中だ(C)MMAPLANET

。6日(月・現地時間)、9月8日(土・同)に中国は上海のバオシャン(宝山)アリーナでONE77「Beyond the Horizon」の対戦カードが発表され、日本からMMAで竹中大地が出場し、ローマン・アルバレスと対戦することが発表された。


メインでONE世界女子ストロー級王者シイォン・ヂィンナンが、サマラ・サントスの挑戦を受ける同大会に、今年の2月のミャンマー大会のキム・デフォン戦でONE初陣を飾った竹中にとって2度目のサークルケージでの戦いとなる。その初陣ではスタンンドでバックマウント&RNCを仕掛けた竹中に対し、デフォンが前転でエスケープを図った際に頭から落としたということで反則勝ちを手にした。恐らくはそのまま続行していてもRNCで勝利していただろう竹中だけに、しっかりと勝ち名乗りを受けたい一戦だ。

対戦相手のアルバレスはサイパン出身、PXCでキャリアを積み今年の6月にONEに転じて来たファイターだが、レアンドロ・イッサに初回で肩固めを極めらており、竹中がバンタム級タイトル戦線に食い込むためには内容も問われることになるだろう。苦戦続きの日本勢、新規契約選手の敗北が続くなか山田哲也、青木真也という以前からの契約ファイターは勝ち星を挙げている。Abema TVの中継再開と共に1大会2人以上の日本人選手の出場が確保された4月を境に、ONEプッシュ前後という分け方をすると、竹中はプッシュ前・最後の日本人契約選手だ。大々的に契約が取り上げられた日本勢もライバル視、よりバリューの上がる勝利を手にして欲しい。

また今大会は中国大会ということで、公式にはアナウンスされてはいないがリングが使用されることも竹中は考慮する必要がある。とはいっても竹中は修斗育ち、リングの経験値はアルバレスより高くアドバンテージとなるだろう。

この他、ライト級でアミール・カーン×ホノリオ・バナリオ、フェザー級でクリスチャン・リー×エドゥアルド・ケリーが組まれている仕切り直しの上海大会は、MMAが6試合でスーパーシリーズが4試合とキックの割合が増したイベントとなる。そのスーパーシリーズのムエタイマッチに小笠原裕典がハキム・ハメッシュと戦い、ONE2勝目を目指す。

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