【Shooto/180617】見て殴り、効かせて離れる。奇天烈がダイキ・ライトイヤーを3‐0の判定で下す
<バンタム級/5分3R>
奇天烈(日本)
Def.3-0:30-28.30-28.30-28
ダイキ・ライトイヤー(日本)
前に出て右を当てた奇天烈、ライトイヤーが左ローを返す。慎重な立ち上がり、奇天烈がテイクダウンのフェイントを見せて、ワンツー、そして左をヒットさせる。ライトイヤーの右オーバーハンドは届かす、奇天烈がワンツーフックで前に出る。ゆっくりと上体を動かし、スッと間を詰める奇天烈に対し、ライトイヤーも足を触るフェイクから右をヒットさせる。奇天烈は右を当てるが、次の左は空振りに。ライトイヤーが左を打ち返し、右ジャブを伸ばす。蹴りで奇天烈の前進を止めたいライトイヤーだが、左右のフックで腰を落ち、左ストレートに足払いを合わせる。尻餅をついた奇天烈が、仕留める流れに持ち込めなかった。
2R、互いに様子見の展開から奇天烈が右を当てる。さらにケージに詰めて左ボディフック、ライトイヤーのローから右を伸ばす。奇天烈は左でライトイヤーを下がらせるも、パンチで前に出たところでダブルレッグを合わされる。テイクダウンを取られ、クローズドガードを取る奇天烈に対し、ライトイヤーは効果的な追撃はなくスタンドに戻られる。ライトイヤーは右ミドルを蹴り、テイクダウン狙いのフェイント。奇天烈は距離を寄せるも見過ぎという印象も……。
最終回、距離を詰め右ジャブ、左ロングを伸ばす奇天烈に対し、ライトイヤーは右ロー、そして組みつく素振りを見せる。ジリジリと前に来る奇天烈にヒザを放ったライトイヤー。奇天烈は左、右、左をダブルで放つがクリーンヒットはない。と、左を当て動きが落ちたライトイヤーに連打を見せた奇天烈だが、ここも距離を取り直す。最後まで序盤とリズムが変わらなかった両者、ジャッジ3者が30-28をつけ奇天烈が判定勝ちとなった。