【 DWTNCS S02 Ep01】ダナ・ホワイトの火曜の夜、人材発掘大会のシーズン02がスタート。注目は……
【写真】話題性では誰もグレッグ・ハーディーには勝てない。メニフィールドも最終試合で、勝利が絶対のうえでパフォーマンスで魅せるしかない(C)BELLATOR
12日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFCトレーニングセンターでDana White’s Tuesday Night Contender Series :Season 02 Episode 01が開催される。
昨年のシーズン01では8イベントで15人のファイターがUFCと契約を果たし、その場で契約は勝ち取れなかったものの、代役出場などチャンスを掴む選手が生まれるなど、UFCへの登竜門として、既にそのポジションを確立した感のあるダナ・ホワイト・チューズデー・ナイト・コンテンダー・シリーズのシーズン02の戦いの火蓋が切って落とされる。
勝利はデフォルト、さらにフィニッシュも必須で一般の視聴者が見て、すぐに食いつくようなファイトが求められる同シリーズは5試合、10名の出場選手から1名ないし2名のダナ・ホワイトのお眼鏡に適ったファイターの未来が開かれるコンテストだ。
シーズン02第1週のメインはライトヘビー級の無敗対決。デショーン・ボーライト×アロンゾ・メニフィールドの一戦だ。後者はシーズン01で勝利も契約を勝ち取れず、その後はLFAでキャリアを積んできた──デビュー戦がBellatorという選手だ。
セミに出場するクリス・カーティスは東部の大手フィーダーショー=CESのウェルター級チャンピオンで、この他2つのローカル・プロモーションのベルトを巻いている。ローカルショーの雑草、叩き上げが鎬を削り合うなか、明日がプロMMAデビュー戦(※アマチュアで3勝0敗)の選手が既にPPVで戦うトップ選手のように話題となっている。
それが元NFLプレイヤーで、オールスター戦に当たるプロボウル出場経験もあるグレッグ・ハーディーだ。NFL時代には年棒15億ともいわれる一流のディフェンシブ・エンドだったハーディーは不起訴となったがガールフレンドへの暴行事件、そしてコカイン所持で逮捕経験があるなどダーティーなイメージが付きまとう。日本では格闘技で更生するという話は歓迎されるが、果たして米国の事情はどうなのか。いずれにせよATTでトレーニングを積み、アマで3勝を挙げているハーディーがアマ5勝0敗&プロ4勝0敗のオースティン・レインを相手にどのようなパフォーマンスを見せることができるのか。お手並み拝見だ。
■ DWTNCS S02 Ep01対戦カード
<ライトヘビー級/5分3R>
デショーン・ボーライト(米国)
アロンゾ・メニフィールド(米国)
<ウェルター級/5分3R>
クリス・カーティス(米国)
ショーン・ラリー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー(米国)
オースティン・レイン(米国)
<バンタム級/5分3R>
リコ・ディシーロ(米国)
モンテル・ジャクソン(米国)
<ミドル級/5分3R>
ウィル・サンチアゴ(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)