【Rebel FC09】「2019年の初めはフリーに」。水垣の次戦は中国=レベルFCでTUF China優勝者と
【写真】水垣の次の就職先がレベルFCとは意外な選択だった (C)ON THE LOAD MANAGEMENT
5月30日(水・現地時間)に中華人民共和区は広州のティエン体育館で行われたRebel FC08。このファイトウィークに8月11日(土・同)に北京で開催が決まっているRebel FC09の記者会見が行われ、日本から水垣偉弥が出席した。
5月19日のACB87でピエトロ・メンガに勝利した水垣は1勝2敗でACBとの契約が満了となり、レベルFCで戦う選択をした。そして、その初戦の相手がTUF Chinaフェザー級ウィナーのニン・グォンユに決まった。ニン・グォンユはオクタゴン戦績2勝2敗、最後の2試合はバンタム級で戦いマルコ・ベルトラン、マルロン・ヴェラに敗れており、水垣とは顔を合わせるポジションにはいなかったファイターだ。
MMAPLANETでは水垣にメンガ戦を振り返り、レベルFCとの契約、ニン・グォンユ戦について話を訊いた。
水垣偉弥
「前回の試合は最初に1発貰ってしまって焦りましたが、なんとか盛り返せました。自分から行かなければという気持ちと、負けが続いている自信のなさの葛藤があり、その結果あのハイリスク・ノーリターンなローキックを蹴ってしまっていました(苦笑)。
ただ最初の1発の感覚が強かったのか、相手が左カウンターしか狙ってこなくなったのでその後は戦いやすかったです。下からも立ってくるタイプでなかったのでトップから展開作ることができて、何とか逆転できました。相手のレベルが高ければ、もっと厳しい展開になっていたと思うので、試合の入り方は最悪でしたね。
次の戦場をレベルFCに決めた理由は、契約が8カ月で2試合と短いことが1番大きいです。2つ勝って3連勝とし、2019年の初めにはフリーの状態でいることができればベストだと思っています。
次の相手はTUF ChinaのウィナーでUFCでも試合経験のある選手なので、実力はあると思っていますが、それでも自分にとっても良いステップアップできる相手だと捉えています」
水垣が初陣を戦うレベルFC09ではバンタム級チャンピオンの坂野周平が、30日の広州大会でアンドレイ・ホルロフに勝利したワン・ヤーヨンの挑戦を受けることも明らかになっている。
また会見に列席したアントニオ・ペザォン・シウバは、レベルFC08でマルセーロ・テノリオを破ったリュウ・ウェンポーとヘビー級マッチで対戦し、同じく30日にコンスタンチン・リニクを104秒でギロチンで破ったワン・サイが、アドリアーノ・バルビーとミドル級王座決定戦を戦うことも決まっている。
また水垣は今回の試合に勝っても、坂野の持つ王座に挑戦するつもりはないと明言している。