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【ONE68】ゲイリー・トノンがマウント&エルボーで、MMAデビュー戦でTKO勝ち!!

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
Def.2R3分40秒by TKO
リカルド・コーミナル(フィリピン)

サウスポーから、すぐにオーソに構え直したトノンは左ジャブを見せるが、右ローを蹴られる。右オーバーハンドを繰り出すコーミナルは、右ロー。トノンはハイキックを放つも、ローで前足を蹴られる。トノンはサウスポーにスイッチし、またオーソへ。構えを変えるが、コーミナルの右を当てられたトノンが、左を当て返す。

コーミナルの空振り後に、右を入れたトノンは左から右フックをヒットさせる。テイクダウンにいかないトノンは前に出てパンチ、右ミドルを蹴っていく。左フック、右アッパーを当てて離れたトノンが、残り90秒で右前蹴りからダブルレッグを決める。

立ち上がったトノンは足を捌きつつ、右のパウンドもここでコーミナルに立ち上がることを許す。と、直後にコーミナルの左に右フックを当ててダウンを奪ったトノンが、パウンドの追い打ちをかける。一旦離れ、残り10秒でパンチを続け、背中を見せたコーミナルのバックを取ったところで初回が終わった。

2R、パンチと打撃で引き続き前に出るトノンは右ハイキックを空振りし、尻餅をつく。寝技にいかないコーミナルに対し、立ち上がったトノンはシングルレッグからボディロックでテイクダウンを奪う。ここもパウンドで攻めるトノンが、一瞬背中を見せてガードを取ったコーミナルからサイド、そしてマウントを奪取する。

一度はサイドに戻ったトノンは、再びマウントを取り返すとパンチからエルボーを思い切り落とす。背中を取られながら立ち上がったコーミナルだが、トノンは右腕を差して一瞬、腰に担ぐ仕種を見せる。胸を合わせて小外掛けでテイクダウンに成功すると、トノンは抑え込まず立ち上がってパンチを落とす。

左のパウンドを入れ、足を越えたトノンはコーミナルのスクランブルに一瞬、股裂きを仕掛けリリースしてマウントへ。振りかぶるようなエルボーを2発落としたところで、レフェリーが試合をストップした。

ガードを取ることなく、パウンド重視の寝技でコーミナルを圧倒したトノンが、MMAデビュー戦でTKO勝ちという結果を得た。


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