この星の格闘技を追いかける

【ACB87】ACBがフライング発表したメンガ戦へ、ゴーサインの水垣偉弥「自分の試合をすることに集中」

Menga【写真】キャリア13勝1敗の30歳。11試合でフィニッシュし一本勝ちは7試合のメンガ。フライ級からバンタム級転向初戦が、ACBにおける水垣戦となった (C)BELLATOR

21(水・現地時間)、ACBより5月19日(土・同)に英国ノッティンガムのモーターポイント・アリーナで開催されるACB86で水垣偉弥がピエトロ・メンガと対戦することが発表されいた──が、実はこれは勇み足の発表で日本時間の本日23日に水垣陣営はこの対戦を了承している。


ACBがSNSで水垣×メンガをアナウンスしたが、実際には水垣はこの時点で主治医の診断を受け、問題なければ戦うという状況で、正式にゴーサインを出したわけではなかった。そして、今夕に診察を受けた結果、何ら問題もなく晴れて出場の意志をACBに伝えたことで、この一戦が正式決定となった。

UFCからACBに掛けて4連敗と崖っぷちの水垣の相手メンガはキャリア13勝1敗という英国人ファイターとなった。これまでBellator英国大会で勝利し、負け知らずでUFCとの契約がなったメンガだが、昨年12月のデビュー戦となるはずだったティム・エリオット戦で、減量に失敗し体調不良で欠場に。そのままUFCをリリースされてしまった。

さらに再起を掛けた英国ローカルショー=セルティック・グラジエイターにおけるヘイミゾン・ブルーノ戦でキャリア初黒星を喫し、UFCとの再契約へ彼もまた絶対に落とすことができない水垣戦をACB初戦で迎えることとなった。

そんなメンガ戦に対し、水垣は以下のような意気込みをMMAPLANETの寄せてくれた。

水垣偉弥
「5月19日にイギリスで試合することになりました。3試合契約の最後の試合なので、一つは結果を出したいと思っています。最近では毎回同じようなコメントをして、毎度のようにやられているのでそろそろ恥ずかしくなってきていますが、そこは開き直って自分の試合をすることに集中したいです。

何か能力が落ちてきたとかそういう実感はないですし、試合で上手く出せない状況だと思っていて、出すことに集中すれば結果はついてくると思っています。初めての英国も楽しみです!!

相手に関してはまだ映像は見ていないですが、勝ち続けている選手で厳しい相手ではあるという認識です。一本勝ちも多いですしギロチンが得意そうなので、その辺りに気をつけたいとは思っています。あとは映像を見てから対策を練るといった感じです。とにかく勝つ、今はそれだけです。頑張ります!!」

■ ACB83対戦カード

<ACBバンタム級王座決定戦/5分5R>
オレッグ・ボリソフ(ロシア)
ルスタン・カリモフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
アミル・アリアックバリ(イラン)
デニス・スモルダレフ(エストニア)

<フェザー級/5分3R>
トゥラル・ラジモフ(アゼルバイジャン)
アッティラ・コークマズ(ドイツ)

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ(ロシア)
エドガルス・スクリーメルス(ラトビア)

<フェザー級/5分3R>
アレハン・スレイマノフ(ロシア)
セルゲイ・グレチャ(ウクライナ)

<フェザー級/5分3R>
バクティヤル・アルズマナフ(アゼルバイジャン)
ミリ・サディゴフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
イスラム・ユヌソフ(ロシア)
ジレノ・ロピス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダウド・シェイカエフ(ロシア)
エリッキ・バルボーザ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
フィルズ・ママドフ(アゼルバイジャン)
マテ・サニキゼ(ジョージア)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・オミランチョク(ポーランド)
ボビー・ブレンツ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ランベルダ・アヒドフ(ロシア)
エイドリアン・ディアズ(米国)

<ライト級/5分3R>
カムザット・アシュエフ(ロシア)
エフライン・エスクデロ(米国)

<ミドル級/5分3R>
イブラヒム・マゴメドフ(ロシア)
ハファエル・シャビエル(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
アシュカ・ズラエフ(ロシア)
ホビソン・シルバ(ブラジル)

PR
PR

関連記事

Movie