【Phoenix FC06】上久保周哉がアブダビのフェニックスFCで、元UFC&Bellatorのカカイと対戦
【写真】ONEのトライアウトにも参加。初の国際戦&海外での試合。打撃を被弾した時に、動きと思考が止めず自らのやるべきことを貫いてほしい (C)MMAPLANET
23日(金・現地時間)、4月5日(木・同)にUAEのアブダビ首長国で開催されるPhoenix FC06に日本から上久保周哉が出場し、サーワン・カカイと対戦することが発表となった。
フェニックスFCは2016年12月にレバノンで旗揚げ戦を行ったリング使用のイベントで、立ち技とMMAの混合大会。その第1回大会のメインはブアカーオ・バンチャメークが出場したムエタイマッチだった。昨年9月の英国ロンドン開催となった第3回大会まではムエタイ色がより強かったが、12月のUAE大会よりMMAのみとなっている。
今大会もMMAバウトだけで構成されており、上久保は日本人選手として同大会に初めて出場することとなる。上久保は日大柔道部時代からMMAを始め、DEEPフィーチャーキング・トーナメント優勝を経て、パンクラスやTTFCでキャリアを積み現在の戦績は7勝1敗1分だ。一時期、負傷でMMAとは距離を置き柔術のトーナメントに出場し組み技力をさらにアップした上久保は、ムンジアルにもチャレンジしている。
MMAでは初の国際戦かつ海外での試合となる上久保の相手、カカイはパンクラス来日経験もあるUFC & Bellatorでも戦っているスウェーデン人ファイター。キャリアは12勝5敗、UFCとベラトールでの挫折から仕切り直しの一戦となる。とにかく、これまで上久保が戦っていた相手とはカカイはキャリア&フィジカルが違う。決してテクニカルではないが打撃のプレッシャーなど、上久保は経験したことがないはずだ。負傷明け後、勝利を手にしても試合機会に恵まれず、ONEのトライアウトも受けた上久保だが、アブダビのリングでカカイの圧力に屈することなく自身の戦いを貫くことができれば、勝利と現状突破が見えて来る。