【Titan FC48】左ボディフック→右フック、見事過ぎるコンビネーションでホゼ・トーレス、完勝
<Titan FCフライ級選手権試合/5分5R>
ホゼ・トーレス(米国)
Def.1R3分52秒by KO
アルベルト・オレジャノ(コロンビア)
ATTでトレーニングするようになった王者トーレスに対し、オレジャノが左ジャブを伸ばす。踏み込んで左ジャブ、右ストレート、ヒザを突き上げるチャンピオンは右クロスを当てていく。さらにオレジャノの左にクロスを打ち込み、右ロー、右ストレートと素早いパンチを当てる。
オレジャノも右を入れたが、直後にワンツーを被弾しテイクダウンへ。トーレスは落ち着いて切り、距離を取り直すと右ストレート。組んでヒザ蹴りからアッパーを打ち込んだトーレスはワンツー、テイクダウン狙いのオレジャノに首相撲&ヒザ、そしてヒジを放っていく。ロー、組んでヒザ、左フックをテンプルに打ち込んだ王者は、パンチを当てられても構わず前に出てロー、ハイをブロックして左フックを打ち込む。
右ボディを当て、距離を詰めたトーレスは左ボディフック&右フックという素晴らしいコンビネーションを決める。オレジャノは顔面へのパンチで沈みながら、ボディを抑えて苦悶の表情を浮かべつつ敗北を受け入れた。
「前の2試合はケガをしていた。今日は1RでKOだ。いくつか貰ったけど、バトルが好きだから。僕はチャンプ、チャンプだ。次はもうUFCだろう。UFCシカゴ、僕の街が恰好の舞台だ。6月、家から数マイルなんだ。NYやベガスとは言っていない。皆の前で戦いたいんだ」とトーレスはまくし立てた。