【UFN125】シェフチェンコがフライ級初戦で、カショエイラに力の差を見せつけるRNC葬
<女子フライ級/5分3R>
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(ペルー)
Def.2R4分20秒by RNC
プリシーラ・カショエイラ(ブラジル)
シェフチェンコのフライ級初陣、まず右ローを蹴り、右ジャブを当てる。続く左ストレートでカショエイラの腰が落ちると、左ミドルから左を再び打ち込みダブルレッグを決める。ガードの中から左右のパンチをわき腹と顔面に入れるシェフチェンコが右エルボーを振り落すと、カショエイラは額をカットする。
反撃に出ることができないカショエイラにエルボー、パンチを連打するシェフチェンコ。勝負あったと思われたが、レフェリーは試合を止めない。引き続き右エルボーを2発打ち込み、左のヒジを落としたシェフチェンコに対し、カショエイラの顔面は真っ赤に染まっている。凄惨な様相を呈してきたファイトは2Rを迎えることとなった。
カショエイラの右にカウンターを当て、首をコントロールしてテイクダウンを奪ったシェフチェンコが、パスガードしサイドで抑える。シェフチェンコがクルスフィックスからパンチを連打し、アメリカーナへ。これは耐えたカショエイラだが、またもクルスフィックスからパンチを打たれ続ける。観客が騒ぎ出すような一方的な展開となり、シェフチェンコがマウントを狙う。フルマウントからパウンド、背中を見せて伸びきったカショエイラにパンチを打ち込むシェフチェンコは、RNCへ。
ついにタップを奪い、あまりにも一方的な試合にケリを付けたシェフチェンコはニッコリと笑顔を浮かべた。それにしても、ストップが掛からなかったのはなぜのか。敗北はファイターが納得しないと宣言してはいけないのだろうが。不満をぶつけられても、ファイターを守るのもレフェリーの仕事だろう。
勝利の舞も見せたシェフチェンコは「カショエイラにお礼を言いたい。凄くタフだった。作戦は何通りもあって、相手に合わせて選択するのよ。次? みんながタイトル戦を見たいなら、そして私もタイトル戦を戦いたい」と話した。