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【ONE68 】フェザー&ライト級王者ヌグエンが、ビビアーノの持つバンタム級王座に挑戦!!

Nguyen【写真】体重が上手く落ちれば、3冠同時獲得も夢ではないマーチン・ウェン (C)ONE

1月31日(火・現地時間)にONE Championshipから3月24日(土・同)にタイはバンコクのインパクト・アリーナで開催されるONE68「Iron Will」でONE世界バンタム級王者ビビアーノ・フェルナンデスが、ONE世界フェザー級&ライト級王者マーチン・ウェンの挑戦を受けることが発表された。


正式発表前からビビアーノにウェンが挑戦するという話は、チャトリ・シットヨートンCEOの発言により明らかになっていたが、その実ビビアーノがウェンのフェザー級王者に挑戦することで落ち着くのではないかという見方もされていた。

しかし、正式発表でもチャトリの言葉通りウェンがビビアーノに挑戦するというアナウンスがなされた。ウェンは昨年8月にマラット・ガフロフからKO勝ちを収め、フェザー級王座を獲得。続いて11月にエドゥアルド・フォラヤンの持つ世界ライト級王座に挑戦し、スピニングバックキックにフックを合わせてKOという神技を見せてONE史上初の2階級同時世界王座獲得となった。

水抜き禁止のONEのレギュレーションではフェザー級は70.3キロで、ライト級は77.1キロ、そして今回挑戦するバンタム級は65.8キロだ。実に13.3キロの溝を埋めて3階級同時制覇など、これまで聞いたこともないチャレンジとなる。

ただし、元々ウェンは豪州のBRACE MMAではユニファイドでいうところのフェザー級王者だったファイターで、その時の体重契約は145ポンド──つまり65.8キロということになる。この時は当然のようにウェンはドライアウトとリカバリーをしているだろうから、通常体重で65.8キロに近いウェイトをキープする必要がある。

最大の難関を思われた体重調整に関して、以前は70キロの壁をなかなか超えることができなかったウェンが、彼の言う最高の栄養士をつけた結果──今では1日に3度ないし4度、朝食はフルボリュームで食事をしても、朝起きた時に68キロになっているという。

この調子で減量が上手くいけば、ウェンの打撃の当て感と破壊力を持ってすると、ビビアーノは厳しい勝負を強いられそうだ。3冠同時世界タイトル保持も夢ではない。

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