【GRANDSLAM06】ガチ・グラップリングで伊藤盛一郎が所英男にポイント勝ち
【写真】回転体グラップリング、コンディションの差が出たような感じだった(C)MMAPLANET
<グラップリング・ライト級/3分2R>
伊藤盛一郎(日本)
Def.7-1
所英男(日本)
所は最初のテイクダウンを切られると、シッティングへ。パス狙いの伊藤、所は立ち上がったが、すぐにもう一度座る。激しく煽って、飛び込む十字のように技を仕掛ける伊藤は、これを防がれるとスタンドへ戻る。ワキ潜ってバックについた伊藤に対して、ガードを取り直し、テッポウの要領で大きく伊藤をはねのける。バランスをキープした伊藤はヒールを仕掛け、所が防ぎ初回が終了し3-1で伊藤がリードした初回となった。
最終回、一本背負いで投げた伊藤がテイクダウポイント奪取、ところはキムラロックからフリップし試合はスタンドに戻る。ガードを取った所のキムラ、アームロックを狙いを前転で防いだ伊藤。回転体のグラップリングのなかで足払いを見せ、引き込みにサイドで抑えてからスクランブルの攻防へ。足を取った所だが、伊藤が防ぎ最後のスタンドの展開で飛びつきへ。ここは自爆したが、伊藤が7-1で勝利した。
「ポイントで勝ってもドローと同じ。あと2カ月、もっと格好良い姿で現れる」と伊藤はマイクで話した。