【Bellator183】デビュー戦の敗北も帳消し、強烈なKOでピコが初勝利。
<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.1R分3分44秒by KO
ジャスティン・リン(米国)
世紀のデビュー戦黒星発進となったピコの2戦目。左ジャブを伸ばしたピコは、右オーバーハンドを振るってリンのバックを取ると後方へテイクダウンに成功する。後方からのパンチに前転しガードを取ったリンだが、担がれそうになり再びバックを許す。ガードを取ったリンの左足を取ったピコが右のパウンドを落とす。
ブレイクが入り、試合がスタンドに戻るとリンの右を受けたピコがパンチのラッシュを掛ける。ボディ、顔面にパンチを打ち続けるピコだが、リンは倒れず逆にパンチを返していく。一旦離れ、左腕を差してテイクダウンを奪ったピコが、パウンドから担いでパスに成功する。
エルボーとパンチを繰り返すピコは、スタンドで待ち受けるとレフェリーがブレイクを命じ、試合はスタンドへ。ワンツーで前に出たピコは、リンの右に思い切り左フックを合わせる。体が硬直し、後方のケージにリンが倒れこみピコが――KO・オブ・ジ・イヤー級の衝撃的な初勝利を挙げた。
「ホームタウンで勝てて、本当に嬉しい。僕はまだ若い、いずれ世界チャンピオンになるけど急ぐことはないよ。今は必要なことをやっていく」と未来の世界王者候補は初勝利を振り返った。