【RFC44】10月28日にソウルで、RYO×キム・フンの間で暫定ミドル級王座決定戦
【写真】チャンピオンの負傷で止っていたタイトル戦線が動き始める (C)KAORI SUGAWARA & MMAPLANET
31日(木・現地時間)、ROAD FCより10月28日(土・同)に韓国ソウルのチャンチュン体育館でRoad FC44が開かれ、RYOがキム・フンと暫定ミドル級王座決定戦に挑むことが発表された。
この前週に中国・河南(ホーベイ)省の石家庄(シーチャーチュワン)でRoad FC43が開かれ、中1週間での連続開催で停滞気味なタイトル戦線が動く。昨年12月のミドル級王者チャ・ジョンファンに挑んだRYOは、延長ラウンドにTKO負けを喫している。
本来、RYOはダイレクトリマッチで5月にチャ・ジョンファン戦が決まっていたが、チャンピオンの負傷で試合は延期となり、その後の回復度合いから今回の暫定王座決定戦が組まれることとなった。
キム・フンは7月のロードFC40で元王者の福田力からTKO勝ちし、今回のRYO戦の切符を手にしている。キャリア10勝11敗2分のキム・フンだが、そこはキャリアの序盤から強い相手と次々と対戦してきた韓国的育成方法が関係している。
これまでロバート・ウィティカーに勝利し、元UFCファイターのルイス・ラモスともドローだったキム・フン。受けと、その返しが強いだけにRYOとしては、磨きを掛けてきた距離とタイミングで勝負するのに格好な相手といえるのではないだろうか。