【Flash】HEAT40速報 ダニロ、有終の美。春日井&赤尾は防衛成功、岸本はオク・レユンに敗れる
【写真】5Rのタフファイト、秒殺、一本決着と激闘&ドラマチックな選手権試合が見られた(C)MMAPLANET
15日(土)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場でHEAT40が行われキック×1、MMA×5階級、計6つのタイトル戦が行われた。
メインでダニロ・ザノリニがスピニングックフィストでダウンを奪うなど、リ・ジフンに危なげない判定勝ちし、8度目の王座防衛――そして引退の10カウント・ゴングを聞いた。
MMAタイトル戦線は注目のフライ級で初回から、ワールドクラスのスクランブル戦が繰り広げられ、春日井”寒天“たけしがチョ・ナムジンを2R終了間際にRNCで失神させ防衛成功。改めてUFC出場を声高にアピールした。
バンタム級ではチャンピオン赤尾セイジが、初回に下になりバックマウントを奪われるなど意外な立ち上がりに。それでも2R以降は組み勝ち、テイクダウン&トップコントールで多彩な引き出しを披露。判定で初防衛となった赤尾は「応援してくれる人を少しでも高見に連れて行ってあげたい。RIZINが各団体のバンタム級王者を集めていますが、HEATバンタム級王者に声が掛かってないので、RIZINに出たいです」とアピールした。
ライト級王座決定戦ではオク・レユンが組みの受けばかりか、離れた距離でも打撃でも強さを見せつけ2Rと4Rにダウンに近い形で岸本泰昭を追い込む。岸本も3R終盤にテイクダウンに成功したが、明確に上を取れたのはこの時だけで完敗といって良い内容で、ベルトをオク・レユンに譲った。
またウェルター級選手権試合では挑戦者ソン・ソンワンが、開始直後に右ストレートでネルソン・カルヴァロを倒してパウンドアウト、僅か8秒で新チャンピオンの座についた。
そしてヘビー級王座決定戦では足を使って回り続けるボブ・アームストロングが注意や警告を受けた結果、0-3で判定負けを喫しイ・サンスが新王者となっている。
HEAT40、MMA選手権試合の詳細は日を改めてお届けします。
■HEAT40 試合結果
<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
ダニロ・ザノリニ(ブラジル)
Def.3-0:50-43.50-47.50-48
リ・ジフン(韓国)
<HEAT総合フライ級選手権試合/5分5R>
春日井”寒天“たけし(日本)
Def.2R4分51秒by RNC
チョ・ナムジン(韓国)
<HEAT総合ウェルター級選手権試合/5分5R>
ソン・ソンワン(韓国)
Def.1R0分08秒by TKO
[王者]ネルソン・カルヴァロ(スイス)
<HEAT総合バンタム級選手権試合/5分5R>
赤尾セイジ(日本)
Def.3-0
キム・ソンギュ(韓国)
<HEAT総合ヘビー級王座決定戦/5分5R>
イ・サンス(韓国)
Def.3-0
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)
<HEAT総合ライト王座決定戦/5分5R>
オク・レユン(韓国)
Def.3-0
岸本泰昭(日本)
<キック・ヘビー級/3分3R>
プリンス・アリ(イラン)
Def.2R0分20秒by KO
カルロス・ブディオ(ブラジル)
<キック・ライト級/3分3R>
般若HASHIMOTO(日本)
Def.Ex 3-0:10-9.10-9.10-9 ※本戦29-30.29-29.29-29
キム・ジンヒョク(韓国)
<ライト級/5分3R>
ジャック・ベッカー(豪州)
Def.1R2分28秒by TKO
星子STUDY裕介(日本)
<キック・女子57キロ契約/3分3R>
鈴木万李弥(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジェニフェル・ファハス(ブラジル)
<ストロー級>
猪原聖太(日本)
Def.2R4分44秒by 肩固め
いちょうSnugkinともなが(日本)
<キック・スーパーヘビー級/3分3R>
ゴン・ジャンウン(韓国)
Def.1R1分51秒KO
KENTA(日本)
<NEWAGEキック・ウェルター契約/3分2R>
安川侑己(日本)
Def.2-0:30-29.30-29.29-29
大岩優太(日本)