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【JBJJF】中国選手権結果 ムンジアルへ視界良好、杉江アマゾン大輔が2階級制覇

Sugie vs Ebata【写真】ジャパニーズ・ナショナル~ワールドプロ~マニラ・オープン~中国選手権とハイペースでトーナメント出場を続けてきた杉江。いよいよ2週間はムンジアルだ(C)JBJJF

21日(日)、岡山県の岡山武道館でJBJJF主催の『第8回中国柔術選手権』が行なわれた。ムンジアルを控える杉江“アマゾン”大輔が、アダルト黒帯フェザー級&オープンクラスに出場して二冠を達成。世界選手権での入賞を目指して、万全の体勢が整いつつあるようだ。
Text by Takao Matsui


アダルト黒帯フェザー級に出場した杉江“アマゾン”大輔は、一回戦で田井達也と対戦。引き込みを狙う田井に対して、ジワジワと圧力をかける杉江はパスガードに成功して3ポイントを先取した。さらにニー・オン・ベリーで2ポイントを加算。マウントも奪い、9ポイントのリード。最後は腕十字で一本勝ちを収めて完璧な滑り出しを見せた。

Podium決勝で杉江と対戦したのは、初戦で伊藤章を破って勝ち上がった業師・江端講平。杉江の牙城をどこまで崩すことができるのか注目が集まった。試合が始まると杉江は巴投げを打とうとするが、江端が潰してそのままトップをキープ。さらに江端はラペルを使ってパスガードに成功して3ポイントを先取した。ガードに戻した杉江は、いきなりポイントを奪われてしまったが、ここからの巻き返しが始まった。

スイープで2ポイントを返し、これで1点差に。さらにパスガードに成功して5-3と逆転。腕絡みを仕掛けるが、江端がディフェンス。完全に守勢に回った江端からバックを奪うと、送り襟絞めで一本勝ちを果たした。その後、杉江はオープンクラスでも禿川尊法を破り二冠を達成し、ムンジアルへ向けて弾みをつけた。

■第8回中国柔術選手権主なリザルト

【団体成績】
優勝 藤田柔術
準優勝 グレイシーバッハ
3位 TKエスペランサ

【アダルト茶帯フェザー級】
優勝 赤澤智哉(GROUND CORE)

【アダルト茶帯ライト級】
優勝 森戸新士(藤田柔術)

【アダルト茶帯オープンクラス】
優勝 森戸新士(藤田柔術)
準優勝 赤澤智哉(GROUND CORE)
3位 土居篤史(チーム一領具足)
3位 田中裕造(グレイシーバッハ)

【アダルト黒帯ライトフェザー級】
優勝 藤岡勇(藤田柔術)

【アダルト黒帯フェザー級】
優勝 杉江“アマゾン”大輔(CARPE DIEM HOPE)
準優勝 江端講平(BOHEMIANS)
3位 田井達也(ラグナロク柔術)
3位 伊藤章(藤田柔術)

【アダルト黒帯ヘビー級】
優勝 西本健治(メフォーゼ柔術アカデミー)
準優勝 藤田善弘(藤田柔術)

【アダルト黒帯オープンクラス】
優勝 杉江“アマゾン”大輔(CARPE DIEM HOPE)
準優勝 禿川尊法(パラエストラ北九州)
3位 西本健治(メフォーゼ柔術アカデミー)

※1人トーナメント

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