【All Japan JJC2019】速報 ミッツ&湯浅がダブルゴールド。芝本が8連覇、橋本は4連覇。ライトは毛利部
【写真】MVPを挙げるとすれば、ライト級優勝の毛利部慎佑か。9月のアジアが楽しみだ(C)MMAPLANET
4日(日)、東京都文京区の文京区総合体育館でJBJJF主催の全日本ブラジリアン柔術選手権=競技柔術の日本一を決めるトーナメントが開催された。
ルースター級では準決勝で松本一郎(NR柔術)を破った芝本幸司と、吉岡優幸(徳島柔術)をサワダバーで下した澤田伸大のトライフォース勢がクローズドアウト──芝本が全日本8連覇を達成した。
ライトフェザー級は橋本知之(CARPE DIEM)が初戦と準決勝を送り襟絞めで勝ち上がり、決勝では宮地一裕(CARPE DIEM)、山田秀之(トライフォース)に競り勝った鍵山士門(フィジカルスペース)を相手に、腕十字の仕掛けを防いだ直後にバックグラブで手にした4Pを危なげなく守り切り、4連覇と国内での際立った強さを改めて見せつけた。
フェザー級は2月の東京オープン同級優勝の横山武司(スウェルズ柔術ジム)が、決勝で八巻祐(X-TREME EBINA)に勝利し優勝。ライト級は9月1日にONE JAPAN SERIESで西浦ウィッキー聡生と対戦するクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が高橋昌嗣(トライフォース)の足関節を凌ぎ腕十字、準決勝で森戸新士(藤田柔術)とのノンストップファイトを襟絞めで振り切り決勝へ。
初戦をスラムの反則勝ち、準決勝で白石勝紀(グレイシーバッハ)に三角絞めを極めた毛利部慎佑(リディプス)を相手にクレベルは極めきることができず、要所でしっかりと上を取ることができた毛利部慎佑が本命らしく、しっかりと表彰台の頂点に立った。
ミドル級は決勝で高本裕和(高本道場)を破った渡辺和樹(CARPE DIEM)が金メダルを獲得。ミディアムヘビー級は昨年のミドル級王者トーマス・ミッツ(CARPE DIEM)が、新美吉太郎(バッファロー柔術)、中村勇太(T-REX柔術アカデミー)とMMAゆかりの選手に連続一本勝ち。ミッツは決勝で添田航平(BOHEMIANS)を下し、階級を変えての全日本連覇となった。
関根秀樹(ボンサイ柔術)が欠場したウルトラヘビー級はハイサム・リダが1人優勝、リダは無差別級で盟友ミッツに決勝を譲ってクローズアウト、CAPE DIEAMは黒帯で4階級を制した。
女子ではライトフェザー級でムンジアル出場者対決となった決勝で湯浅麗歌子(DRAGON’S DEN)が、芝本さおり(トライフォース)から腕十字でタップを奪い、10年振りの全日本で無差別とともにダブルゴールドとした。
※今大会の詳細は後日レポートします。