お蔵入り厳禁【HEAT39】石川英司を破っていたオク・レユン 「殴り合いは望むところ」
【写真】チームMADらしい、ケージ際の強さを見せていたオク・レユン。早々の再来日を望みたい(C)MMAPLANET
2月19日に行われたHEAT39で、ライト級王座決定トーナメントに出場し、石川英司を破った
オク・レユン。そのオクのインタビューを大会終了後に収録していたが、紹介する機会を逸していた。
彼に敗れた石川のパンクラス出場を機に改めて、ここでオクの言葉をお届けしたい。
オク・レユン以外にも今年の上四半期にお蔵入りしそうになっていたインタビューも随時アップ。まずは韓国無名ファイターの成長ぶりを示したオク・レユンの自信の言葉を。
「チームメイトのキム・ドンヒョン選手が日本で石川選手と練習していたことがあり、しっかりとアドバイスしてくれて勝つことができました。石川選手はとても強かったです」
――試合を振り返り、内容的には満足できていますか。
「石川選手はグラップリングが強いことは分かっていたので、そこの対策をしてきたことが試合に出て良かったです。ケージレスリングを得意としている選手ですが、チームで十分にやりこんでいる部分なので全く問題なかったです。
あのしつこさも分かっていたので対処できました。作戦も倒されないで戦うというものだったので。石川選手も3Rには疲れていましたね。3Rはフィニッシュしたかったので、思わず声が出てしまいました(笑)」
――決勝はトム・サントス選手と戦うことになりました。
「岸本選手が勝ちあがってくると思っていたので、あのブラジル人選手が勝ち残って驚いています。ただ、練習通りの動きができれば問題ありません。手足が長い選手ですが、大丈夫だと思います」
――韓国のMMAは今日の試合内容な少なくなり、殴り合い主流に戻りつつあります。
「韓国のファンは打撃戦が好きだし、やはりKO決着を見たがっています。自分としては殴り合いも臨むところです。7月の決勝戦は打撃戦になると思います。なので、しっかりと準備をしてベルトを巻きます」
【その後の流れ】
岸本泰昭とトム・サントス戦はノーコンテストとなり、7月大会で再戦。オク・レユンの王座決定戦は事実上、延期される模様だ。