【ONE160】クリスチャン・リー、オク・レユンを圧倒。ヒザの連打で世界ライト級のベルトを奪還
<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
クリスチャン・リー(米国)
Def.2R1分00秒by TKO
オク・レユン(韓国)
まず右を伸ばすオク・レユン、クリスチャンはジャブから右ローを蹴る。左ジャブをヒットさせたクリスチャンは、ここを続けてステップインにアッパーを狙う。ローに右を合わせ、右ローを蹴ったオク・レユンはワンツーを連続で繰り出す。ハイから左フックを入れたクリスチャンはローを蹴られ、左ジャブを打つ。下がって左フックのカウンター、右ハイを当てたクリスチャンがパンチを纏める。
ローの蹴り合いからオク・レユンは右ボディストレート、クリスチャンはジャブを見せて、組みの圧もかける。そこに右を当てたオク・レユンだがケージに詰まると、左を被弾する。ここで下がらず前に出たオク・レユンだが、右を被弾して左から右を受けてダウン。がぶってヒザを連続でいれたクリスチャンは、離れて右ハイを入れパンチの追い打ちをかける。
立って離れたオク・レユンは、ハイキックから右フックの連打を受け、左フックを貰う。ついに前に出られなくなったオク・レユンに対し、クリスチャンが右を当ててアッパー&ボディからヒザを狙って時間に。深追いしなかったクリスチャンが、チャンピオンを圧倒した。
2R、左から右を伸ばしたオク・レユン。クリスチャンは右フックで前に出る。ローを蹴ったクリスチャン、オク・レユンのローに左を合わせていく。さらに左から右ローを蹴り、右ストレートでダウンを奪うとサッカーボール気味のヒザ蹴りから、ヒザの連打でTKO──一気に試合を決めた。
「ワイフとベイビーガールとケージで向き合ってハッピーだ。本当にハードな練習をしてきたんだ。自信は全てハードワークで得ることができる。前回は50パーセント、今回が100パーセントだよ。オク・レユンは世界のトップファイターだけど、今回は倒せると思っていた。少し冷静に、ただ戦った。ラッシュし過ぎに、フィニッシュの時を待っていたんだ。次は? 少し休んでジムに戻る。この試合を見てくれている生徒たちのクラスを再開するよ」とクリスチャンは話した。