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【RFC38】レッツ豪太を倒したキム・ギョンピョのヤングガンズ出場の意味&中国予選ファイナル

Kim Kyung-Pyo【写真】25歳のキム・ギョンピョ。この年齢の韓国の層の厚さは驚異だ(C) MMAPLANET

22日(水・現地時間)にROAD FCより4月15日(土・同)に韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるROAD FC38のプレリミ=Young Guns 33の対戦カードが発表された。


まず100万ドル・ライト級トーナメントの中国予選ファイナルとして、シャン・リアンユー×アマチュシン・フーヘンフウとの対戦が行われる。20日の日本予選では下石康太が本戦出場を決めた同トーナメント。モンゴル人ファイターのフーヘンフウは体重超過のホドリゴ・カポラルを判定で下し、シャンは同じ中国のノルティビエク・ムスから82秒でTKO勝ちしている。サンボ&柔道ベースのフーヘンフウと18歳のストライカー=シャン、どちらが中国予選の勝者となるか。

また同トーナメント予選ではないが、ライト級の注目ファイターも同大会に出場する。ロードFCミドル級王者チャ・ジョンファン率いるMMAストーリー所属で、フェザー級王者チェ・ムギョム、同大会でバンタム級王座決定戦出場が決まっているキム・ミンウに続く、第4の男キム・ギョンピョがジン・テホと対戦。

昨年12月にパク・デソンに惜敗を喫し、そのパク・デソンは100万ドル・トーナメント国際予選出場権を得て、カポラルを下し本戦出場を決めた。対して、仕切り直しを強いられたキム・ギョンピョは3月5日のGladiator003に来日し、ウェルター級戦で王者レッツ豪太を下した。キャリア5戦程度の韓国の新鋭として、そのポテンシャルの高さを見せている。

そんなキム・ギョンピョの対戦相手ジン・テホは元はバンタム級で、日本のDEEPではフェザー級で戦い大原樹里に敗れるなど、黒星先行のファイター。穿った見方をすれば、同日行われるトーナメント国際予選グルーブB出場予定選手に負傷欠場など、不測の事態が起こった際に、スクランブル発進がいつでも可能なためのキキム・ギョンピョのヤングガンズ出場──という穿った見方ができるほど、圧倒的にキム・ギョンピョが有利な顔合わせだ。

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