【Gladiator003】今村をRNC葬──渡部修斗 「櫻井代表、タイトル戦を組んでください!!」
5日(日)、和歌山市の和歌山ビッグウェーブでGLADIATOR003開催され、同大会初出場となった渡部修斗が、今村豊と対戦した。
<61.9キロキャッチウェイト/5分2R>
渡部修斗(日本)
Def.1R2分09秒by RNC
今村豊(日本)
今村の700グラムオーバー&イエローカード1枚からスタートしたこの一戦。ケージを背負って回る今村に対し、渡部はダブルレッグでテイクダウンを奪う。ここから腰をコントロールして立たせなかった渡辺は今村の背中をマットにつけさせると、即マウント奪取。今村がケージを蹴っても頭を支点にして耐え、パンチの連打に。
暴れても潰してパンチを続ける渡部は今村が体を起こしてくると、そこでバックに回り込む。そのままRNCを極めて試合は決した。
グラジエイター初勝利を収めた渡部に訊いた。
──一本勝ちおめでとうございます。
「ありがとうございます。勝つのは最低限で、圧倒的な内容で差を見せる必要があったのですが、その差を見せることはできたかと思います。観客の皆さんも分かってもらえたと思います」
──メインでは寒川慶一選手がバンタム級のベルトを巻きました。
「凄かったですね。でも、自分の方が上かなって思います。あの韓国人選手と自分は違うかなって。煽りのVTRで寒川さんには普通の組み技師は捕まえることはできないってタクミ選手が言われていましたが、自分は普通ではないのですぐに捕まえることができると思います。
お客さんから次はタイトルマッチですね──とか、チャンピオンになってくださいって初めて自分の試合を見てくれた人に言ってもらえて。凄く嬉しかったです。自分は次の試合で挑戦するつもりです。
寒川さんが戦い続けられるなら、寒川さんと。寒川さんが引退されるなら、誰でも相手は良いので自分と決定戦を組んでほしいです。自分がタイトルマッチに出る選手です」
──櫻井代表からはマイクでのアピールに即答がなかったですね(笑)。
「ハイ。なかったです(笑)。十分な内容だったと思いますし、調整試合とかいらないので。グラジエイターのチャンピオンはグラジエイターで一番強い人でないといけない。なら、自分がグラジエイターのチャンピオンにならないといけない。
寒川さん、挑戦を受けてください。そして、櫻井代表──タイトル戦を組んでください!!」
■GLADIATOR003試合結果
<グラジエイター・バンタム級王座決定戦/5分3R>
寒川慶一(日本)
Def.1R3分23秒by TKO
バン・グァンギ(韓国)
<国際対抗戦ウェルター級/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
Def.2-0
レッツ豪太(日本)
<フライ級/5分2R>
横溝和也(日本)
Def.1R3分51秒by RNC
KAZUHO(日本)
<グラジエイター・ライトフライ級次期挑戦者決定戦/5分3R>
宮城友一(日本)
Def.2R0分55秒by RNC
草信孝謙(日本)
<フライ級/5分2R>
加マーク納 (日本)
Def.2-1
和田教良(日本)
<バンタム級/5分2R>
林優作(日本)
Def.3-0
辻川力也(日本)
<国際対抗戦 フライ級/5分2R>
NavE(日本)
Def.1R1分02秒by TKO
ヨム・ジャンウ(韓国)
<バンタム級/5分2R>
渡部修斗(日本)
Def.1R2分09秒by RNC
今村豊(日本)
<国際対抗戦ウェルター級/5分2R>
ムン・ジュンヒ(韓国)
Def.1R3分26秒by TKO
別府敬祐(日本)
<フライ級/5分2R>
大前健太(日本)
Def.1R1分05秒by TKO
田代悠生(日本)
<ライト級/5分2R>
SHUNYA(日本)
Def.3-0
松岡高史(日本)
<バンタム級/5分2R>
北崎拓実(日本)
Def.2-0
三宅輝砂(日本)