【ONE51】アレックス・シウバ、ドリゲスのケージキックに腕十字を合わせ一本勝ち
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
Def.3R2分36秒by 腕十字
ロイ・ドリゲス(フィリピン)
サウスポーの構えから左フックを当ててドリゲス。シウバは2発右フックを入れて組み付く。ヒザ蹴りを受けながらテイクダウンに成功したシウバは、ガードの中からエルボー、軽めのパンチを落としつつパスを狙う。枕で固めて左足を抜いたシウバに対し、ドリゲスはブリッジで上下を入れ替える。下になったシウバはヒールからスイープを狙い、トップを取り返すと左右のパンチを振り落す。
ハイガードで下からパンチを当てるドリゲスだったが、足を一本抜かれると簡単にマウントを許してしまう。しかし、直後にケージを蹴って後方回転でトップを取ったドリゲス。シウバは腕十字を逃れられ、ラウンドを終えることとなった。
2R開始直後にシウバのローがドリゲスの急所に。再開後、右ハイが顔面を掠めたドリゲスが左ローを返していく。シウバの右ミドルと同時に放たれたドリゲスのパンチがまたも急所に当たってしまう。リスタート後、シウバの右フックに対し、ドリゲスが左をフック。見事なタイミングでダブルレッグを決めたシウバは、今度はブリッジをすかしてトップをキープする。
上四方からサイドに戻り、足を入れられても即パスカードに成功したシウバはサイドから上四方に回り、頭部にヒザを突き刺す。ここでスペースができてガードを取ったドリゲスに、ヒールを仕掛けたシウバ。これは極まらず、ドリゲスが立ち上がりかけたところで、シウバが再びテイクダウンを決めた。
3R、左ミドルに続き、右前蹴り、さらに左フックを入れたドリゲスは、シウバのシングルレッグをスプロール。それでも直後のトライでテイクダウンを決めたシウバに、もうドリゲスのブリッジは通じない。パス、ニーインベリーからマウントを奪取したシウバが、ドリゲスがケージを蹴るのを待っていたように、動きのなかで腕十字を仕掛ける。左手が伸びたドリゲスがタップし、シウバが一本勝ちを極めた。