【UFN104】ニコ・プライス、1Rのダウンを跳ね返し、モロノに逆転KO勝ち!
<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
Def.2R終了時 by KO
アレックス・モロノ(米国)
まずプライスが左ジャブを繰り出す。さらに右ローを打つプライスに、フックを振っていくモロノ。プライスはインローで探りを入れるが、モロノはパンチでプライスを中に入れさせない。モロノの右ストレートがヒットし始めると、プライスも右ハイを当てるなどと打撃戦が続く。
3分すぎ、プライスの左ミドルに、モロノは左フックを合わせてぐらつかせる。さらにモロノは首相撲からヒザを打ち込むも、プライスは離れて再び距離を保つ。終了間際、モロノが右のスピニッグバックフィストから右ショートのフォローでダウンを奪い、パウンドを浴びせ1Rを終えた。
2R、プライスの左ジャブへのカウンターでモロノの左ジャブがヒット。モロノは距離を取りながらワンツーを当てる。モロノの打ち下ろしの右がプライスの顔面をとらえ始めると、プライスは左右のフックから左ミドルを繰り出す。プライスもローやミドルを放つが、モロノはステップワークでかわす。
モロノの左ミドルをキャッチし、テイクダウンを狙ったプライスだが、倒しきることはできない。しかし打ち疲れか、モロノのペースが少しダウン。プライスの手数が増え、パンチのヒット数も上がる始めたラウンド終盤、プライスがケージ際でラッシュを仕掛ける。
そしてブザー終了と同時に、パンチを連続でもらっていたモロノがうずくまるようにダウン。ラウンドは終了していたため、ここでストップとはならなかったが、インターバル中にレフェリーが試合をストップ。プライスはUFC 2連勝、MMA負け無しの10連勝を飾った。