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【UFN104】ティーシャ・トーレスが、計量オーバーのローリンズをフルマークの判定で下す

<117.5ポンド契約/5分3R>
ティーシャ・トーレス(米国/6位)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ベック・ローリンズ(豪州)

ローリンズのローに、トーレスはパンチを返し、さらに細かい蹴りを入れる。踏み込んだトーレスに対しショートの左フックを合わせるローリンズ。トーレスは前に出るも、ローリンズは必ず左を合わせていく。

するとトーレスはパンチから右ローに繋げるコンビネーションを多用。ローリンズがケージ際に詰められる場面も増え始める。ローリンズは距離が詰まると、首相撲からヒザ。トーレスはすぐに離れて自分の距離を作り、ローリンズ距離を詰めようとすると、左ミドル、サイドキック、前蹴りを打って中に入れさせない。

2R、開始早々突進していくローリンズ。しかしトーレスはサウスポースタンスに変え、サイドキックや前蹴りで距離を詰めさせない。組み付いてきたローリングスを投げようと試みたトーレスだったが、すぐに起きたローリングスは、そのままトーレスをケージに押し込み、さらにバックを狙っていく。

起き上がるトーレスの首に手を回していくローリングスだったが、トーレスは体勢を入れ替え、反対にローリングスをケージに押し込んでいく。ここで離れたトーレスは、投げを打ってローリングスをテイクダウン。すぐにバックへ移行し、パンチを打ち込みながらRNCを狙う。

ここでスイープを狙ったローリングスの動きに合わせ、トーレスはトップを奪う。起き上がろうとするローリングスに対して、トーレスが腕十字を仕掛けたところでラウンド終了のブザーが鳴った。

3R、前に出るローリングス。トーレスは速いワンツーで迎え撃つ。疲れからかスピードが落ちているローリングス。トーレスは距離を取りながら、速いショートのパンチとローを打ち込んでいく。ローリングスは、ローをもらうとバランスを崩してしまうように。

距離を保ち、ローリングスのスーパーマンパンチをスウェイでかわしたトーレス。ローリングスはトーレスをケージに押し込むが、すぐに体勢を入れ替えられてしまう。ケージを背にしたローリングスがヒザを繰り出した瞬間、トーレスがテイクダウン。バックに回り、腕十字に移行する。

上になったローリングスは、パウンドを打つが当たらず。トーレスが立ち上がったところで試合が終了した。

判定はジャッジ3者ともフルマークでトーレスを支持。昨年4月のナマジュナス戦(判定負け)以来10カ月ぶりの試合で勝利し、どんどん試合を組んでほしいとアピールした。

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