【Pancrase】ROAD FC出場のアンディ・メインのKOPフェザー級王座、剥奪。田村一聖が正規王者に
【写真】一昨年10月のKOPT調印式でメインと廣瀬隆司コミッショナー (C) MMAPLANET
11日(水)、キング・オブ・パンクラス・コミッションより、廣瀬隆司コミッショナー名義で2月11日(土・現地時間)にROAD FCライト級トーナメント第一次国際予選に出場するKOPフェザー級王者アンディ・メインのベルトを、1月11日付で剥奪することが発表された。
そして、メインの王座剥奪により暫定王者の田村一聖が正規王者に認定された。剥奪理由として、『ルールに定められた防衛期限内に防衛戦を行えない』ことが挙げられている。パンクラスでは王者及び暫定王者は王座戴冠後、1年以内に防衛戦を行う義務があるが、昨年1月に彼自身の負傷で防衛戦がキャンセルとなり、ルールに定められた防衛期限内に防衛戦を行えない場合は、速やかに王座を返上しなければならないとのこと。
またパンクラスではメインが負傷でキャンセルされた防衛戦から期限を過ぎているものの、3月12日に防衛戦のオファーをしており、他団体(※今回はROAD FC)出場を選択したことで、王者としての適格性を欠くと判断されたことも明らかとされている。
11月に暫定チャンピオン田村との相手で予定されていた王座統一戦は、メインに非があって延期されたことではないが、その遠因となった1月の防衛戦の消滅はメインの負傷によるもの。この辺りで、パンクラスとメイン・サイドで相譲れない状況となってしまったのか。
メインのマネージメント・サイドとしては、SNS上で返上でなく剥奪という処分に対しは、言葉を選びながらも不満を露わにしている。また、上記はコミッションから規約に則したことのよる剥奪の発表であり、興行団体としてパンクラスがメインと交わした契約内容に抵触しているかどうかは、パンクラス側、メインをマネージメントするハイブリッドファイター両者とも言及していない。