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【Bellator171】出場停止期間短縮のギラードが、ROAD FCの2週間前に175ポンド契約戦に出場

guillard【写真】出場停止期間が短縮され、急遽175ポンド契約でチディ・ンジョグアニと対戦することが決まったメルヴィン・ギラード (C)BELLATOR

10日(火・現地時間)、Bellatorより27日(金・同)にカンザス州マルヴェニのカンザススタ―・アリーナで開催されるBellator171のメインにメルヴィン・ギラードが出場し、175ポンド契約でチディ・ンジョグアニと対戦することが発表された。


ベラトール2017年第2弾で驚きのメインカードが明らかとなった。ギラードは2月11日(土・同)のROAD FC36でキム・スンヨンとロードFCライト級トーナメント第一次国際予選で戦うことが決まっていたが、僅か2週間前に米国で試合が組まれることとなった。

しかも、ギラードは昨年7月に行われたデヴィッド・リッケルズ戦後のドーピング検査でポジティブとなり1年間の出場停止処分が下っている。今回のベラトールからのリリースでは出場停止期間について触れられていないが、米国では処分が短縮したと報じられてもいる。

またロードFCサイドにとっても、ギラードの試合が組まれたことは寝耳に水だったようで、リリース発表を受けてから対応に追われている模様。2月のソウル大会のギラードの出場に関しては不透明になったといわざるをえない。

出場停止期間の短縮、そして175ポンド契約での出場からも分かるように、ギラードへのオファーが近々だったことは明らかだ。いずれにせよ、ベラトールとロードFC、ギラード陣営がそれぞれどのような契約や交渉を行ったのか知る由もないが、既に出場が発表されていた試合から2週間前のイベントに出場停止処分が軽減されて、急遽出場が決まる。

これはアートか否という問題以前に、MMA界の倫理観が問われても致し方ない。

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