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【UFN210】眉間がザックリのホドリゲスが、血の染みを創りながンジョグアニをパウンドアウト

<ミドル級/5分3R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
Def.2R1分27秒by TKO
チディ・ンジュグアニ(米国)

右前蹴りから関節蹴りを繰り出すンジュグアニに対し、ホドリゲスが右カーフを蹴っていく。ンジュグアニは前蹴りを多用し距離を創り、右ハイでホドリゲスの状態を反らさせる。直後のテイクダウンに狙いに右ヒザをンジュグアニが合わせ、ホドリゲスが後退する。追いかけてハイキックでスリップしたンジュグアニは、右クロスを被弾しクリンチで投げを崩されそうになるが、すぐに立ち上がる。流血に見舞われたホドリゲスは、小手を決めての払い腰も腹ばいに終わり、スタンドに戻ったンジュグアニがケージに押し込んでエルボーからヒザをボディに突き刺す。

ンジュグアニは顔にも右前蹴りを伸ばし、右で前に出てくるホドリゲスを左フックを迎え打つ。蹴りで間合いを測るンジュグアニだが、ホドリゲスが右を2発打ちこんでダウンを奪う。立ち上がったンジュグアニにダーティーボクシングでパンチを打ちこむホドリゲスは、ンジュグアニのヒザのタイミングで離れる。ンジュグアニが即組みつきなおし、ケージ際で何度かポジションを入れ替える。最後の10秒でヒザ蹴りから、離れてパンチを交換し殴り、殴られ、倒し、倒されの初回が終わった。

2R、眉間がザックリと割れているホドリゲスにドクターチェックが入る。再開され、レフェリーの傷口をのぞき込むような視線のなか、連打で前に出たホドリゲスが飛び蹴りを見せる。かわしたンジュグアニはヒザを入れ、ホドリゲスが右フックから右ボディをヒットさせる。組んで頭を抱えたホドリゲスが、そのまま投げてテイクダウンを奪うと思い切り右のパンチを打っていく。

ハーフでヒジを入れ、右を連打したホドリゲスは自らの流血でマットに赤い染みが転々とできるなかで、ンジュグアニを殴り続けTKO勝ちを決めた。

「一つ分かっていることがある。俺はこれをやるために生まれてきたんだ。殺しに来ても、やるかやられるかだ。俺はロボコップ。ジーザスを愛している。流血しているのは分かっていた。でも焦らないで、落ち着いて戦った」と勝者は話した。


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